ベギンホフへ越して、あっという間に一ヶ月が経ちました。
さて、住み心地は・・
石畳を歩いての生活は、見た目より大変。
毎日「足つぼマッサージ」を受けている気分。
でも、こうやって普通に自転車に乗っている人が多いのには驚きです。
ついに「自転車禁止命令」が夫から出されました。もう9ヶ月ですからね。
ベルギーの家庭には、洗濯機がない家も珍しくありません。
ベギンホフの住人も共同ランドリーを使います。
一週間に一回くらいまとめてします。洗剤、柔軟剤を持って行くと結構重い。
そこで、おばあちゃんが町で使っているような、キャリーバックを買い、
ランドリーへ行くようになりました。
現金ではなく、ランドリー専用のコインを事務所で買い、利用します。
洗濯一回(7㎏)3.8ユーロ。乾燥代は2ユーロで、町のランドリーとほぼ同額。
一回あたり700円弱と計算すると、これから赤ちゃんのものを洗濯するのに
工夫をしないといけないな~と思います。
家の前は、芝生が広がっていて、多分立ち入りできます。
天気がいい日は、読書をする人、ワインを飲むカップルなど見かけます。
家の中は、造りの古さが表れています。
配管はむき出し(これはベルギーのレストランなどでもよく見られること)なので、母は「公衆トイレみたい。」と言っていました。天井が薄く、上の住人が歩く音、お手洗いやシャワーの水を流した時の音も聞こえてきます。でも、音は慣れてしまうもので、全く苦痛ではありません。
全てのドアは木製だし、寝室を通らないとお手洗いとお風呂へはいけません。来客時はお互いちょっと気まずいことになりそう。元々、一般住宅用に建てられたのではないからなんです。
ありがたいことは、熱湯がたっぷり使えること。前のアパートはタンク式でしたので、熱湯をためられる量が限られていました。たまった分しか使えないのに、お風呂で私が使いすぎると、夫はぬるいお湯で体を洗う、ということも、何度かあったものです。
セントラルヒーティングが家庭に備え付けなのは一般的ですが、ベギンホフでは温度管理がされています。肌寒い朝は「よく効いているな~、こんなに温めなくてもまだ平気なのに。」と思うほど、よく効きます。朝起きて、ブルブルっと震えながら暖房を入れる必要がないことは、とてもありがたい。逆を言うと、自分たちで温度設定はできません。
ベギンホフ入居を決めた理由は、夫の憧れからだけではありません。家具、光熱費が家賃に含まれているということもあります。ベビーベッドも借りられます。水道、電気代が高いベルギーで子どもを出産するのには、よい環境だなと思います。管理人が常駐(午前中)、ワークマンやランドリー担当者など、スタッフも多いです。補修や庭掃除などをやってくれるそうです。
歩きやすく、家の中もピカピカ・・という快適さとは別の住み心地のよさを感じる日々です。段ボールが片付きさえすれば・・・ですけれどね♪
あまりにきれいな青空だったので・・・おまけの一枚
オランダに住むSさんがベルギーに遊びに来ていて、ちょっとお出かけ♪
管首相も到着したのでしょうか。ブリュッセルは、いつもより警察の数が多かったようですよ。