2010年1月31日日曜日

オランダ語を使おう!~マーケット編~

朝から気持ちのよい晴天に恵まれ、久々に日曜マーケット(Heverlee)へ行きました。
オランダ語学校で、ちょうど「マーケットで買い物」の学習を終えたばかりだったので、
ちょっと使ってみようと思い、きのこ屋さんへ行くと・・・


おじさん
「こんにちは。英語の方がいいかな?」

(あ・・やっぱりこう来たか。いやいや今日はダッチで通すぞ!!)

私「オランダ語の練習したいから、ダッチでもいい?」

おじさん「もちろんさ!!何にする?」







(え?ミニエリンギ?)ベルギーで初めて見てびっくり。

おじさん「大きいのもあるよ。」

(日本で見るエリンギそのものだ。)

袋につめておじさんに渡し・・

おじさん「2.18ユーロ」

(2か、3かわからないっ!数は苦手。10ユーロ渡そう)

おじさん「10ユーロくれたっけ?おつりだよ。」
     「中国から来たの?」

(おお、この流れはレベル1で習った会話だぞ。)

私「日本から来ました(ばっちり)」
おじさん「なんでベルギーに来たの?」
私「夫が仕事をしているので。」 (もうこの位でいいよ、おじさん)
私「写真をとっていいですか?」
おじさん「いいよ、いいよ。」

ちょっと練習をさせてくれたやさしいおじさんでした。



お次は花屋さん。

ベルギー人はよく花を買うような気がします。
友人宅へ集まると、必ず誰かが花を持ってきます。その他は、チョコレート、お酒などです。


日本では花を持っていくことはあまりないんじゃないかな。その代わり、おいしい手作りのつまみやデザートかな。






今日の目玉はチューリップ♪

50本で10ユーロとは安い。
でも飾り切れないので、本数は少なくなるけど
3色で10ユーロのチューリップを買いました。

私「黄色、赤、ピンクね。」
(あれれ、いつも通り単語だけになってしまった。)





花屋では、花を指して単語を言えばそれで通じてしまうので、あまりオランダ語の練習にはなりません。
ベルギー人は英語が堪能で、特にルーベンは外国人が多く住むので一目顔を見ただけで親切に英語に切り替えてくれます。助かる反面、オランダ語を使う機会が少ないのでちょっと残念です。

とある中国の女性(だんなさんがベルギー人)は、店先で「英語が話せない」と言って何とかオランダ語で通すように心がけたとか。・・・いや・・・そこまでの根性はないな・・・まあ、その位外国人がオランダ語を話すことは難しいというわけです。

次回は量り売りをする店・・・肉屋にチャレンジしてみま~す。




青空が広がると、どこかに必ず飛行機雲が見えます。


交差していることもよくあって、私は「ベルギーの空」と勝手に名付けています。












雪が降った翌日、今日はほぼ一日雲に覆われない気持ちのよい天気でした。

もう雪は降りませんように・・・寒いです・・・

2010年1月29日金曜日

冬のバーゲン

「今週末が最後のチャンス」「再値下げ・・70%まで」などと、店のウインドーには呼び込み文句が大きく表示されています。バーゲンではつい、必需品を買うことなく似たようなものを買ってしまうことがあったので、しばらく困らないよう今回ばかりは必需品を手に入れようと心に決めました。そこで珍しく買い物リストなんぞ作り、ルーベンの店やオランダのアウトレットにも足をのばしてみました。

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オランダ・マーストリヒト近くにあるアウトレット、「ルールモンド」

知り合いに車で連れて行ってもらい、ルーベンから約1時間10分で到着。

広すぎないので、何周もできるくらいの規模です。ルーベンにもある店、当然東京では見かけたことがない店も多く、それぞれ入ってみないと客層も商品のラインアップもわかりません。まだ店の名前を見てもピンとこないんです。のぞいてみるだけでも、アウトレットの買い物には時間がかかりますね。さすがにお手洗いは無料でした。



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ルーベンのINNO.ベルギー唯一のデパートです。でも東京のデパートを想像してはいけません(笑)

6時になるとピタっと閉店します。バーゲン期間でも関係ありません。先のアウトレットも同様。




5分位前から、追い出されます。店によっては、15分位前から掃除をし始め、電気をどんどん消していくところもあります。「6時=自分たちが退勤する時刻」なんです。客がいても早く帰れるよう手際よく、計画的に閉店の準備をします。ベルギー人が一番てきぱきしているのは、閉店するときではないかと思いますよ。

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ルーベンで二番目に大きな通りも6時になるとご覧の通り、真っ暗です。

始めのころは不便さを感じましたが、慣れてしまえば何てこともありません。自然と帰宅時間が早くなり、家で過ごす時間が増えて、今ではこの生活リズムが気に入っています。




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必需品は←でした。

雨が多いベルギーで、チャリ通勤、チャリで買い物をするのに絶対必要なのは、しっかり雨をはじく上着。雨風を通さない手袋と汚れが気にならないニット帽。


私はジャストサイズのものを見つけましたが、夫はMENSのSでも大きいので、何とLADYSのLのジャケットを購入。「機能・デザイン・サイズ」この3つがそろったものはなかなか買えないです。私たちの気合い不足でしょうけれど・・

それにしても身につけるものが、何ともかわいげがなくなりました。気にしていられません。冬を越すまでは・・・

明日はバーゲン最終日。フラフラ・・・とのぞいてみよう♪

* ぺろりんちょの食卓 *

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♪♪ すき焼き ♪♪

スーパーでは薄切りは売っていませんが、市場で頼めばスライスしてもらえるとのこと。←は知り合いから分けてもらいました。あ~やっぱり薄切りはおいしい~~

2010年1月28日木曜日

手続き終了

実はまだベルギーでの諸手続が全て終わっていませんでした。昨日、ブリュッセルにある日本大使館へ出向き、残りの手続きを一気に終わらせました。


1.在留届・・住所が決まり次第届けるものらしいです。

2.日本の運転免許証の翻訳依頼・・ベルギー運転免許取得用に作成します。手数料として14.5ユーロ(現金のみ)かかりますが、5日後の月曜日には仕上がっているとのこと。さすが日本大使館、仕事が早い!!その後、居住地区の役所に申請します。

3.在外選挙人名簿の登録・・日本の最終住所がある選挙管理委員会へ大使館経由で申請します。数ヶ月後に「在外選挙人証」が日本から送付されます。

日本人女性と、日本語ペラペラのベルギー人(?)が対応してくれたので、全く困ることもなくスムーズに進めることができました。ベルギーではどんな簡単な手続きでも、長時間待たされたり、途中でコンピューターが故障したりします。改めて日本人の事務能力の高さ、気配りのよさを実感しました。


ブリュッセルではルーベンでできないことをしようと思い、まずは食事。

日本食店 「居酒ーYA」へ行きました。日本人と外国人のお客は半々といったところ。


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夫はカツカレー(13ユーロ)ポテトサラダつき

量はベルギーサイズで、大盛りです。





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私は焼き魚定食(13ユーロ)を。

たくわん、ひじきの煮物、きゅうりの酢の物もついてきました。

久々にさばの塩焼きを大根おろしと共に食べて、おいしかったです。



普段も日本食を食べているので、そんなに日本の味に飢えていません。でも、塩焼きや揚げ物はあまりしないので、機会を見つけて外食するのも悪くないかもしれません。ご覧の通りの値段なので、こちらではご馳走になりますけどね。


そして隣の店へ

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日本食材店

「TAGAWA」

日本米(スペイン産)を試しに買ってみました。しらたきは2ユーロもするけど、たまのことだからいいでしょう。



まだ外は明るかったので、トラムとバスを乗り継ぎアンティークフェアーへ行ってみました。


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BRAFA(BRussel Antique and Fine Arts)です。

入り口を見てびっくり。「あら、入場料がかかるのね~、のみの市じゃなかったのね~」

私たちは、EXPOなんぞ行ったことはないので、知りませんでした。



更に驚くことに、来場者は何だか富裕層ばかり・・??若造二人はとても目立ってしまったかもしれません。

ヨーロッパのアンティークだけでなく、アフリカンアートや東洋磁器なども展示されていました。柿右衛門の陶器や金屏風、広重の浮世絵などもありました。約130ものブースがそれぞれ趣向を凝らしディスプレーしていて、それだけ見ているだけでも目の肥やしになります。お客さんは、アンティークファンだけでなく、プロのバイヤーもいるようで、みなさんのファッションセンスのよさも光っていました。

素人二人は、どれを見ても、「ほう~」とか「きれ~い」くらいしか言葉にならないのですが、古い物、よい物は「美しい」と思いました。吸い寄せられる魅力があります。


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会場は「THURN & TAXIS」でBrussel Noord からバスで10分強の位置にあります。


運河沿いに建てられた歴史ある倉庫で、有名な建築家の手により改築されたそうです。


これもまた見ごたえがありました。






ブリュッセルへ行くと、充実した一日になります。ついついブログも長くなってしまいますね。オランダ語学校がない唯一の水曜日を、息抜きにうまく使いたいと思っています。

2010年1月26日火曜日

レベル2 スタート

一週間オランダ語学校は休みでしたが、昨日からレベル2の授業が始まりました。レベル2といっても実際は初級クラスの後半です。

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主な内容は、生活に密着したもので、左のページでは食べ物の名前を学びます。

 

 

 

 

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こちらは、標識や禁止事項の学習。

早く覚えたかったので、思い切って週4回のインテンシブコースを受講することにしました。

 

生徒の半分は初級前半から続いてインテンシブコースを受講している人達ですが、今回からCVOへ通い出した人もいるのでゆっくり友人を作っていけたらいいなあと思っています。コースを変えた理由の一つは、友人を作ることです。週4回も通えるほど余裕がある人の中に、生活スタイルが似た人もいるんじゃないかなと期待しています。

早速見つけました。彼女はエチオピア出身で10ヶ月ルーベンに滞在しています。学生でもなく、働いてるわけでもなく、何と同じ地域に住んでいることがわかりました。今度は一緒に帰ろう♪

他には・・・イラク、ウズベキスタン、チュニジア、カメルーン、スリランカ、スペイン、中国、ブラジル、オーストラリア、シリア、ルワンダ、モロッコ、日本、インド、イタリア・・とまあ、インターナショナルです。ちなみに先生はインド出身で、ベルギー人の男性と結婚し、40年暮らしていて42歳です。私たちは14種類もの異なる母国語を話します。

昨日、今日の二回は「お互いを知る」ために、質問をしたり話したりする時間が多く割かれました。あれこれ聞いているうちに、「もう終わりよ~」とストップがかかり、最後まで終わらないことが何度もありました。移民大国ベルギーで、自分の知らない多くの世界を少しずつ覗いていけることがとても新鮮です。語学の習得より、そっちの方が自分にはプラスになりそうだな~

・・・と暢気なことも言っていられません。先生が初回生徒におっしゃったことは

「インテンシブコースですから、毎日勉強すること!!(当然ですという顔をして)」

「宿題だけでなく、エクストラを自分でやること。読み、書き、話すを含めること。新聞やテレビからも学んで下さい。」

A4で8枚ほどのプリントが配られました。1テーマ分のプリントです。各テーマは二日で終わるので、今日、明日で復習をしておかなければなりません。

・・・ふえ~~3月末まで何とかみんなについていけますように・・・・

 

* ぺろりんちょの食卓 *

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白菜を初めて見たときは驚きました。ベルギー人は使うのかなあ?

chinese kool と呼ばれています。昨日はBio Shopで約2ユーロでした。

 

 

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肉団子スープ♪

ひき肉と春雨は私の大好物です。作ったり温め直したりするのが楽なので、最近はスープばかり。

二日目はおいしくなるから更に◎

2010年1月24日日曜日

きっかけはパイナップル

近くにお住まいの日本人のお宅へランチのお誘いをいただきました。
こちらで初めてお会いした日本の方です。
初めてシリーズが続きますが、まずはその時のことを簡単に書きます。

約半年前のことになります。毎週日曜日に私が住むHeverlee地域では駅前から教会にかけて日曜市が開かれているのですが、品物をのぞきながらゆっくり歩いていると、後ろから「パイナップル食べる~」という女の子のかわいい声が聞こえました。私が八百屋の前で、パイナップルの試食をしていたとき、後から、このご家族がやってきたのでした。

ルーベンへ来て、一ヶ月ほど日本人を見かけなかったので驚いたのと同時に嬉しく、迷うことなく「日本の方ですよね・・・」と声をかけました。簡単な自己紹介はしたものの、メールアドレスの交換すらしなかったのでしばらくお会いできなかったのですが、11月半ばごろ、偶然再会したのです。


それ以来、私たちのことを気にかけ生活する上で必要であろう情報を教えて下さっています。例えば、ルーベンに日本人会があること、魚を共同購入できること(北海水産)、オ茶会(オランダ語を教わりながらのお茶会)、カーシェアリングについて、などなど。彼女のお陰で、異国での慣れない生活がぐんと快適になり、知り合いも少しずつ増えました。(詳しくはそのうちまとめます。)


せっかく海外に来たのだから、外国人との交流を持ちたい、深めたいという気持ちはあります。でも、毎日の暮らしを支える主婦にとっては、生活様式が同じ日本の知り合いはとても貴重です。





















手料理がずら~り♪

ひき肉カレー、ほうれん草のごまあえ、お豆腐、自家製ピクルスなどなど、やさしい日本の味を用意してくださいました。ほっとするおいしさ★

チキン、シーフードのサラダはアルコールが進みました・・・




私のナンバー2にあたるベルギービールです。
(ちなみにナンバー1は、レッフェ・ブロンド)


このビールはビール祭りで夫が購入したもので、
初めて飲みました。アルコール度数は11度くらいとかなり高め。


ビールに含まれている成分が、どれも主張しすぎていないという感じです。こくはしっかりあるので、「あ・・・ビールを飲んでいる。」と旨み、風味が十分感じられます。
私は緑の香がしたような気がしました。そう、さわやかです。






夫婦そろって、食事とおしゃべりを存分に楽しみました。
お腹も心も満たされ、久々にへべれけになった夫と共に帰宅・・・そのまま熟睡中です(笑)

2010年1月21日木曜日

世界遺産でランチ


ルーベンにあるベギンホフです。

フランダース地方にあるベギン会の修道院は13カ所が世界遺産に登録されています。(1988年)

住居、教会、中庭、関連施設などから成り、小さな町を形成しています。

空間設計そのものが宗教建築とフランダースの伝統建築の融合を表現していることが認められ、世界遺産に登録されたそうです。

ブリュージュのものも有名です。



その中でもルーベンの大ベギン会院は最大のもので、95棟の家と教会、施設などが建ち並んでいます。昨年末、クリスマスコンサートを聞きに教会へ足を運びました。

歴史を遡ると・・・

1232年から17世紀にかけて建造され、平均して200人の修道女が自給自足の生活を送っていました。
1988年に最後のベギーヌ(ベギン会の修道女)がここを去りました。1962年にルーベンカトリック大学が買い取り、学生や教授の宿舎となっています。


今日はそこにお住まいの日本人の方にランチに招待していただきました。
お宅までの道のりをご紹介しましょう。





煉瓦と石畳が続きます。


煉瓦の壁が苔むしているあたりが、長い時の経過を
感じさせますね。


この石畳をヨロヨロしながら歩いて向かいました。

















今は裸の木ばかりですが、春になるとここからの眺めは
とてもきれいなのでしょう。





聞いた話では、住人が家の外に出るとカメラを手にした人がゾロゾロと歩いていくのをよく見るとか。世界遺産というだけあり、観光客が自由に出入りするようです。






























外灯も古めかしい。こんな造りの建物が並ぶので、迷いそうになります。途中で何度も道順を記したメモを確認しました。こちらはそのお宅ではありません。


パン作りが大好きな彼女に、手作りベーグル、クルミパン、ふんわりしたホワイトチョコ入りのパンをご馳走になりました。パンに添えたクリームチーズや、トマトとオニオンのディップもとてもおいしくいただきました。そしてノンアルコールビール(MAES)も♪(← レモン風味で飲みやすい)

今日は世界遺産でランチをしただけでなく、私にとっては記念日となりました。
ルーベンへ来て、初めて日本人の方とお食事をしたのです。あともうお一人ご一緒したのですが、三人とも年が近いということもあり多いにしゃべり多いに笑い、楽しい一時となりました。

主婦になると、こういう楽しみがあるんだな・・・・と帰宅してニヤニヤしてしまいました。

ありがたいことです。

2010年1月20日水曜日

王立美術館へ ~ポール・デルヴォーと古代展~

今日はブリュッセルへ出かけました。一人で歩くのはまだ少し心配です。


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こちらは王宮。初めてのヨーロッパ旅行は何とベルギーだったのですが、バスの中から見るより、自分の歩調にあわせて眺める方がずっと印象に残ります。






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ロワイヤル広場。

白亜の建物に囲まれ、美しさに思わず足をとめてしまいました。






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石畳の横断歩道は、珍しい。

でも、改修する時は大変そうです。








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王立美術館で開かれている、『ポール・デルヴォーと古代の世界展』を見ることが、今日の目的。

美術館巡りが趣味というわけでは全くないのですが、ベルギーを代表するシュールレアリスムの画家だということで、見学してきました。









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いや~、それがとてもおもしろかった。

裸婦をモチーフにした作品が多く、前面にドドンと描かれているので、見ていて心落ち着かなかったのですが、じっくり見ていると不思議な魅力が感じられます。





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こちらの絵が、とても大きく描かれていました。本物を見てドキっとしてしまうことがおわかりになるでしょう。

有名な絵「ピグマリオン」

彼はマザコンだったらしく、モチーフとして描かれた裸婦は母親だという解釈もあります。そうすると、画中、左の彫刻はデルヴォー自身となります。



母親は彼に過度の期待と愛情を寄せたそうです。どちらも強すぎると苦しみに変わりますね。デルヴォーが描きたかったのは、そのあたりの心境かなと勝手に想像しました。

思いの外、この展示が興味深かったので少し調べてみると、「ポールデルヴォー美術館」があることがわかりました。デルヴォーの一生と重ね合わせながら、他の作品もいつか見てみたいと思います。いや、絶対行きます。近いうちに。

2010年1月17日日曜日

冬のサイクリング、辿り着いたのは・・・

約一週間ぶりに日が差しました。といっても日本のように青空が広がったわけではありません。雨も雪も降りそうにないので、チャンスとばかりサイクリングへ出かけました。

私が住むフランダース地方(ベルギーの北半分)はサイクリングをするのによい平原が広がっています。サイクリングを楽しむ人や、自転車競技のトレーニングをする人をよく見かけます。そんな人たちのために、道しるべがあちこちにあって、サイクリングマップを買い求めることもできます。もちろんサイトもあるんです。(こちら

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今日は74番から76番までの片道4.8㎞のコースを選びました。

74番までは我が家から自転車で10分弱です。









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75番に到着。

74番からはわずか400メートルですから、あっという間。

特別にお見せしたいものもないので、76番へ向かいましょう。






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踏切を越えます。まだここを通る電車に乗ったことがありません。

自転車は赤い道を通ります。白い点線だけの場合もありますが、どちらにしろ車と同じ車道を通るので、しっかり区別されています。






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75番から76番まで、まずは住宅街を通り抜けます。

「お宅拝見☆」のコーナー、スタート♪






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得意の盗撮のスタート♪

どうか怒られませんように・・

立派な一軒家。





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モダンな家を発見。

この辺りはHeverleeという地域で、ルーベンの中心からは3.5㎞位にあります。徒歩で40分くらいで中心まで出られ、普段は閑静な所に住むなんて羨ましいです。




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でも敷地が広いと庭の手入れなどが大変かも。

こちらのお宅は、きちんとされていますね。






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さらに進むと、Heverlee Bossという森にぶつかります。76番もこの森の中にあるので、気持ちがよさそうなこちらのルートを今日は選びました。









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ちびっこもママとお散歩♪

広いだけあり、枯れ木や落ち葉が多くて少し寂しい景色です。







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・・・夫がぬかるみにはまりました。

二人ともボロチャリなので、なかなか進むことができません。それもそのはず、今朝は大雨が降りましたから。

76番まで行くことを断念し、あっさりと引き返すことにしました。





ロードマップを見たときにこの道は赤くなっていました。舗装されていないことを意味していたんだ・・とここに来て初めてつながったわけです。まあ、何でも試してみないとわからないものですよね。

運動をしてカロリーを消費しようと思ったのに、向かった先は気になっていたカフェ♪


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ハートのクッキーがついてきて、ニンマリ☆

どのカフェに入っても、飲み物を頼むとチョコやクッキーがついてきます。(個別包装されたものが多い)




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蝶のように盛りつけられたパンネコーケン。これで一人分です。

お腹がすいたという夫が頼んで、ほとんど一人で食べていました。

おやつという量ではないですね。



やっぱり冬はサイクリングよりカフェで過ごす方がいいのかもしれません。そう、ベルギー流にゆったりと。ただし、食べ過ぎには注意が必要です。


* ぺろりんちょの食卓 Vol.5 *

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savooikoolと言うキャベツ。フランスのサボーイ地方で採れるとか。

日本ではちりめんキャベツと呼ばれているそうです。煮込むと甘みが増しておいしいです。




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♪スープ餃子

餃子の具にもこのキャベツを入れました。それから、キムチも。

一週間、このしわしわキャベツにお世話になりました。日持ちしますよ。

2010年1月16日土曜日

どの道歩く?~Bankstraat~

ここ2、3日は雪が止んでいて少しホッとしています。運動がてら町の中心まで歩きました。家から中心へ出る近道を今日はご案内します。

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Bankstraatという通りで私が好きな道の一つです。

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長い坂道ですが、そのおかげで見事なまでに茶色一色で統一された住宅街を眺めることができます。

 

 

 

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坂の上から見下ろすと、こんな感じ。

どこまでも続く茶色。

 

 

 

 

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曲がり角をちらっとのぞくと、やっぱり茶色。

日本の建物と違い、隣とぴったりくっついているので、まとまりが感じられます。

でも一軒ずつ煉瓦の色をよく見ると微妙に違うんですよ。

 

 

 

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改修か新築かわかりませんが、やはり周りと同じような煉瓦を積み上げています。

 

ベルギーは町並みの美しさで知られていますが、ごく普通の住宅街を歩くだけでも美しさに思わず息をのんでしまいます。

 

 

町並を美しく保つという伝統、豊かな文化が根付いているなあと感じます。古いものを大切にする精神と大きく関係がありそうだと思います。