ガーこちゃんとの日常を綴ります。「笑いのある育児」「家事をやるにも楽しみをみつけよう~」と主婦の目線で、小さなできごとも書き留めてみようと思います。たまに、つくばの紹介をするかもしれません。
2010年1月21日木曜日
世界遺産でランチ
ルーベンにあるベギンホフです。
フランダース地方にあるベギン会の修道院は13カ所が世界遺産に登録されています。(1988年)
住居、教会、中庭、関連施設などから成り、小さな町を形成しています。
空間設計そのものが宗教建築とフランダースの伝統建築の融合を表現していることが認められ、世界遺産に登録されたそうです。
ブリュージュのものも有名です。
その中でもルーベンの大ベギン会院は最大のもので、95棟の家と教会、施設などが建ち並んでいます。昨年末、クリスマスコンサートを聞きに教会へ足を運びました。
歴史を遡ると・・・
1232年から17世紀にかけて建造され、平均して200人の修道女が自給自足の生活を送っていました。
1988年に最後のベギーヌ(ベギン会の修道女)がここを去りました。1962年にルーベンカトリック大学が買い取り、学生や教授の宿舎となっています。
今日はそこにお住まいの日本人の方にランチに招待していただきました。
お宅までの道のりをご紹介しましょう。
煉瓦と石畳が続きます。
煉瓦の壁が苔むしているあたりが、長い時の経過を
感じさせますね。
この石畳をヨロヨロしながら歩いて向かいました。
今は裸の木ばかりですが、春になるとここからの眺めは
とてもきれいなのでしょう。
聞いた話では、住人が家の外に出るとカメラを手にした人がゾロゾロと歩いていくのをよく見るとか。世界遺産というだけあり、観光客が自由に出入りするようです。
外灯も古めかしい。こんな造りの建物が並ぶので、迷いそうになります。途中で何度も道順を記したメモを確認しました。こちらはそのお宅ではありません。
パン作りが大好きな彼女に、手作りベーグル、クルミパン、ふんわりしたホワイトチョコ入りのパンをご馳走になりました。パンに添えたクリームチーズや、トマトとオニオンのディップもとてもおいしくいただきました。そしてノンアルコールビール(MAES)も♪(← レモン風味で飲みやすい)
今日は世界遺産でランチをしただけでなく、私にとっては記念日となりました。
ルーベンへ来て、初めて日本人の方とお食事をしたのです。あともうお一人ご一緒したのですが、三人とも年が近いということもあり多いにしゃべり多いに笑い、楽しい一時となりました。
主婦になると、こういう楽しみがあるんだな・・・・と帰宅してニヤニヤしてしまいました。
ありがたいことです。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿