1月6日は公現祭というキリスト教の祝日です。この世に現れたイエス・キリストが神性を人々の前で表した日のことです。カトリックではキリストの誕生を祝って東方から来た3人の賢者がベツレヘムにたどり着き、贈り物をしたことを記念しています。
・・・と難しい話はこのへんにして、この祝日の楽しい祝い方について簡単に書きます。
ガレット・デ・ロワというパイを食べてお祝いします。オランダ語では「koningskroon」と書かれてありました。koningsは王様、kroonは王冠の意味です。このパイの中にはフェーブ(そら豆の意)と呼ばれる陶器の人形が入っていて、それが当たるとその日の王様(王女様)になれ、王冠をかぶります。パートナーを選んでキスをし、周りはみんなで「王様(王女様)万歳!」と大騒ぎするそうです。
日本では馴染みがなかったのですが、この話を聞いたので試しにスーパーのケーキ売り場へ行ってみました。
はい、買ってきました。
ホールだと二人では食べきれないので4個入りにしてみました。
もちろん、王冠もフェーブも一個入っていると表示されています。
あれ?3個になっています・・・実は昨日フライングしてしまいました。そのパイにフェーブが入っていたらつまらなかったのですが、私が1個目に食べたパイは空っぽ。
残り3個から、夫と1個ずつ選んで食べることにしました。ただし、持ち上げて重さを比べないという、いかにも大人が考えるつまらないルールをつけて。
中はアーモンドクリームが入っています。でもべっとりとしたクリームではなく、結構おいしかったですよ。
ちょっとずつかじっていきます。がぶりとフェーブを噛んだら歯が痛いといけないので。
おおっ!!フェーブの登場。
多分、マリア様。
でもマリア様をパイの中に入れてしまっていいのかな・・・
王様や動物が入っていることもあるそうですよ。
さて、どちらが当たったか・・・
はい、私です。
本人の初登場ですね♪
二人だとやや盛り上がりに欠けます。キスはしていません、もちろん。
肩もみでもしてもらおうかな・・・??
この日が過ぎるとクリスマスツリーを片付け始めるようです。確かにご近所のみなさんも、お店もまだツリーを飾っているところがあります。教会歴にちなんだ祝日、過ごし方を追いかけていくのもおもしろそうです。2月はカーニバルもありますしね♪
あー、これこの前French Food At Homeという料理番組をみていたら、Christmas Cookingのときにやってたよ!同じ風習だね。
返信削除あ、あけましておめでとう!!!
今年も素晴らしい年になりますように。
makiさん
返信削除明けましておめでとう。
またのご訪問をありがとう。このお祝い、フランスの風習としてよく知られているみたい。大人数でやると盛り上がりそうだよ。子どもだけでなく学生さんも集まって楽しむんだって。
素敵な一年を♪