地元誌を読んでいたら、「Nieuwjaarsreceptie」というお知らせを見つけました。ざっと記事を読み進めると、ビール、タルト・・誰でも・・・という単語が目に入りました。食べ物を嗅ぎつける本能がものすごくよく働くようです。いやはや、お恥ずかしい。
今日はルーベン市主催の新年会がありました。天気なら、グロートマルクトで行われるはずでしたが、雪のため旧市庁舎内へ変更となったようです。一人でしたが、ちょっと勇気を出してのぞいてみました。ブログに何度も登場している旧市庁舎(石のレースのような建物)の中の雰囲気を少しだけ感じていただけるかなと思っています。
寒さなんてへっちゃら。
少し前まで外で冷えていた私も不思議とビールを
飲みたくなってしまいました。ルーベン市民の熱気に
吸い込まれてしまったようです。
ふるまわれていたのは、stellaという、ここで一番よく見かけるビールです。ルーベンに醸造所があり、その歴史は大学ができたころに遡ります。
およそ600年の伝統あるビールです。軽い飲み口なので、夫はお好みではありません。
友人、知人と毎年ここで新年を祝う人もいるのかな・・
壁の両側に、旗が掲げられていました。壁や、室内の様子から建物の古さが感じ取れますね。
バンドの演奏で新年会を盛り上げます。このバンドは、年末のマラソン大会でも活躍していたような・・・
音楽に合わせて踊るおばさまもいました。陽気でいいな~。そんなおばさまを見ているだけで、寒さを忘れられました。
ケーキコーナーへ♪
うわ~。これで一人分?
そうなんです。
ルーベン市が特別に太っ腹なのではなく、ベルギーの一般的なケーキの大きさです。
何味か聞いてみると、緑色の方はバタークリームで、黄色の方はフレッシュクリームだというので、フレッシュクリームの方にしてみました。
生クリームがさっぱりしていて、おいしかった~。はい、もちろん食べ切りました。
フィギユアの写真が並んだ表を発見!これはもしや・・・
ケーキの中にフィギユアが入っていたら、プレゼントをあげますとのこと。公現祭で食べるケーキは必ず1月6日に食べなくてもいいそうです。(詳しくは前回のブログ ~公現祭~をご覧ください。)
食べる前にこの表を見ていたら、ワクワクしながら食べたのに、とちょっと残念。
そこで、家でひきこもっていた夫を電話で呼び出しました。
・・・が、彼のケーキにも何も入っていませんでした。
ちなみに、イエス様が入っていたら熱気球の旅がプレゼントされたようです。
外でビールを飲みつつ夫を待っていたら、隣のおじさんと目が合いました。「ルーベンは好き?きれいな町でしょ。」と自信たっぷりに聞いてきました。おじさんの様に、自分が住む町に誇りを持てるというのはとても素晴らしいことだと思います。わたしはもちろん「はい、古くてきれいな町ですね。」と答えました。新年会でまた改めて「ルーベンのよさ」を感じることができました。ここで暮らせることをありがたく思います。
今日たまたま旧市庁舎前を通ったら、たくさん人がいたのでなんだろうと思っていたのですが、新年会していたんですね!な~んだ行ってみれば良かった。地元紙を普通に読めるなんて、さすがダッチクラス行ってるだけありますねっ!
返信削除我が家も公現祭しましたよ。フェーブを当てたのは娘でした♪最初に選んで一発で当ててました。すごいすごい、パチパチ。
ETさん
返信削除書きたてホヤホヤ、手直し中のブログに早速ご訪問いただきありがとうございます。私がわかった単語は、ビール、タルト・・・ですから、かーんたんです♪でもオランダ語学校へ通うようになり、単語が増え、暮らしがより楽になったのは確かです。入ってくる情報量が増えました。おじょうさん、誰にキスを?