2011年4月25日月曜日

アルザス旅行(リボーヴィレ)

古い塔が残り、コウノトリの里としても有名な、リボーヴィレで二泊しました。

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鮮やかな木骨組みの家が建ち並び、絵本の世界へ迷い込んだよう。

 

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向こうに見えるのは、ぶどう畑です。

山の麓にある、かわいらしい町でした。

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いた、いた!! コウノトリ!!

大興奮したのは、私だけではありませんよ。

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アルザスのワイン街道には、花の多い町が集まっています。

リボーヴィレの町は、美しさの最高ランク、「4つ花」の評価を受けています。

家々を眺めたり、花壇を眺めたり・・・と町散策に飽きることはありません。

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凝った看板がたくさんかかっています。

フォアグラの生産が盛んな町です。

 

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この旅のお楽しみは、ワインの試飲♪

家族経営の2軒のカーブを訪ねました。

(Henry Fuchs とJoggerst et fils)

同じ品種でも、生産年、畑が違うものの味比べができます。

飲んでいるうちに、どれが好みだかわからなくなってしまいました。

・・が、旅のお土産にお買い上げ♪

パンチの利いた白ワイン、ゲヴェルツトラミネールは

今まで飲んだ白ワインとは全くタイプが違い、新鮮。

軽いタイプのミュスカも気に入りました。

 

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ホテルの朝食場所にて

テーブルクロスは、色合いのきれいなリボーヴィレプリントのもの。

町から3㎞くらいのところに、リボーヴィレプリントの店

「ボーヴィレBeauville」があります。

豊富な柄、色に、うっとりしてしまうものばかりです。

テーブルクロス、ランチョンマット、トーションなどなど。

 

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ホテルはぶどう畑を見下ろす、小高い丘のてっぺんにありました。

景色が一番のご馳走です。

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びしっとまっすぐに並んだぶどうの苗

 

 

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ホテルのスタッフのお薦めレストラン(Le cheval noir)にて

きれいな緑色のワイングラスで、飲む白ワインは

これまた、おいしい♪

 

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豚肉をパイ生地でくるんだもの

アルザスの料理は、おいしいものばかり。

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またまた、タルト・フランベ

この大きさだけれど、薄いから、ペロっといけます。

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ワイン街道の地図

マルレンアイムからタンまでの、南北約170㎞の道です。

ぶどうのマークに沿って進めばよいので、わかりやすい道でした。

およそ半分くらいは走りました。

ぶどう畑と、小さな町を抜けながらの気持ちのよいドライブルートです。

 

いつか、残りの道を走り、途中の小さな村に

ふらっと立ち寄ったり、気になるカーブで試飲をしたり・・という

アルザス旅行第2弾をしてみたいものです。

 

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ルーベンまで一気に帰るのは、ガー子ちゃんには負担だと思い、

ルクセンブルグで一泊してから、戻りました。

ガー子ちゃんは、長距離ドライブに随分と慣れました。

車内でグズグズすることはなく、一人で遊んだり、

お昼寝をこまめにしてくれたりして、大助かりでした。

何とガー子ちゃん、初寝返りを知人宅でしました。

気がついたら成功していて、シャッターチャンスを逃しました(涙)

 

ガー子ちゃんの成長を感じた旅でもありました。

次は飛びます。飛行機の旅です♪

アルザス旅行(ちょこっとドイツへ)

温泉やカジノで有名なバーデンバーデンの外れ、

シュタインバッハへ立ち寄りました。

ルーベンで知り合ったYさんがこの村に住んでいらっしゃいます。

「なーんにもない村よ。」

この言葉に惹かれて、あつかましくもガー子ちゃんまで連れてお邪魔しました。

ストラスブールから約50㎞ほどのところにあります。

 

一番高いところまで連れて行って下さいました。

向こうに見えるのはぶどう畑。

Yさんのご家族もぶどう畑を所有されていて、わき芽を摘むなどの

手入れを任されているそうです。

収穫したぶどうは、醸造組合に持って行きワインに大変身。

家族や知人が飲む分だけ、毎年作るそうです。

自分たちで育てたぶどうからできたワインは

さぞかし、おいしいのでしょうね~。

ちゃっかり、お土産にいただいてしまいました。

 

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隣の村まで見渡せます。

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緑が多くて、眺めているだけで気持ちがよかったです。

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村の中心にある教会と、手前はレストランです。

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村の人々の娯楽その一は、教会の屋根にやってくる

こうのとりを見ることだそうです。

家のテラスに出て、双眼鏡をのぞいてこうのとりを眺めるそうですよ。

「お~い、こうのとりくん!!」

 

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ちゃっかり、義理のお母さんのお宅へお邪魔して、手作りケーキとお茶をいただきました。

裸足のガー子ちゃんを見て、「寒くないの?窓を閉めようか。」と優しいおばあちゃん。どこの国のおばあちゃんも、言うことが同じだな・・と思いながら、ふと日本の家族を思い出してしまいました。

ジェスチャーと、たまに、本当にたま~にオランダ語を交えてお話しました。通じたときはとてもうれしかったです。Yさんが通訳してくださったので、会話が弾みました。実家へ帰ったような温かい気持ちになり、貴重な時間を過ごさせていただきました。

村のきまりで「午後2時(多分)~4時までは物音を立ててはいけない。」そうです。だからYさんはお昼寝をしてしまうとか。自然と静かな生活を保つことができるのは、日本人から見れば羨ましいなと思います。

 

村には生活に困らないだけのお店やスーパーがあって、周りは豊かな自然に囲まれています。小さな村だけれど、幼稚園が2つ、学校、お年寄りのための施設もあり、日本の田舎と比べるととても豊かだと感じました。

どこの家もお庭はきれいに手入れされていて、一軒ずつ写真を撮りたくなるほど。ベルギーの庭よりも、気合いが入っているようでした。手入れをしていないと、「しないとだめじゃな~い。」とご近所さんに言われてしまうそうです。ドイツらしいですね。もちろん家の中はどこもピカピカです。

 

私たちの訪問はこの村でちょっとしたニュースになったそうです。

 

「幼稚園をのぞいていたけど、あの日本人家族はここに住むの?」

「あのお土産物屋さんで、何か買って帰った?」

「私も日本人の赤ちゃんを見てみたかったわ~。」などなど。

後から聞いて、大笑いしてしまいました。

 

住んでみたくなる、静かで美しい村でした。

アルザス旅行 (ストラスブールへ)

木骨組みの家々が建ち並ぶ美しい町、ストラスブール。

こちら、プティット・フランスと呼ばれるエリア。

色々な角度から、何枚も写真を撮ってしまいました。

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ガー子ちゃんは、初めて遊覧船に乗りました。

町をぐるっと一周り。

ご機嫌でも不機嫌でもなく、ただただ、じ~っと固まっていました。

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ノートルダム大聖堂

う・・どこへ行っても大聖堂に、教会か・・・

という気持ちはありますが、やっぱり中を覗いてみたくなってしまう。

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パイプオルガンの装飾の立派なこと。

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アルザスは食べ物がおいしいことでも知られています。

ボリュームたっぷりのシュークルート。

豚肉がさっぱりと煮えていて、おいしかった~。

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一番のお気に入りは・・・タルト・フランベ

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とても薄い、カリカリのピザのようなもの。

玉ねぎとベーコン、チーズが乗ったシンプルなものですが

チーズが数種類使われているのか、こくがあっておいしかったです。

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アルザスの名物菓子、クグロフ

形がぼってりしていて、かわいいです。

ブリオッシュみたいなものでした。

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お土産といえば、アンシのイラストが入ったものがたくさんあります。

アルザスの昔の風景や、暮らしぶりが描かれています。

素朴で、古さがあって、あれもこれもと見入ってしまう。

ポストカードや、食器などたくさん見かけました。

何か買って帰りたいと思っていたのに、決められずに

買いそびれてしまいました。

あ・・いつものパターンだ。

今回の旅行で、唯一後悔していることです。

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それから、こうのとりグッズもたくさんありますよ。

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2011年4月22日金曜日

赤ちゃん連れの旅行

イースター休暇中に、フランスのアルザス地方を旅行しました。ガー子ちゃんを連れての旅行はこれで二度目です。

初旅行は、先月末、4ヶ月半のころでした。フランス国境近くのベルギー最南端の村、トルニーを訪れ、二泊三日の国内旅行。

そして今回は、ガー子ちゃんにとっては、初海外旅行となり、5泊6日の大冒険でした。

赤ちゃん連れは、ま~大変。まずは、荷物が多い、多い。紙おむつに、予備のベビーウェアに、予備の肌着。それから、タオルやガーゼ、よだれかけなどなど、小物も多いです。お世話グッズもたくさんあります。ビタミンD(日光不足のため、一年飲まないといけない。)やら、爪切りやら、入浴剤やら。どれも、兼用できないので、持って行くほかありません。トトは「調子が悪くなったら読むかもよ。念のため、育児書も・・・」と言いながら、スーツケースに入れていました。

 

車での旅行は楽かな、と思いきや、そんなことはありません。みなさんには「ガー子ちゃん、いつも、ニコニコしていて、穏やかね~。」と言われますが、車内では色々と大声で注文を出します。

「ホエホエ~(おっぱい飲みた~い)」「フンギャ、フンギャ(ねむいよ~)」「ホギャ~(こっち見て。遊んで~)」とね。おもちゃを出して遊んであげたり、おしゃぶりをくわえさせたりしながら・・と後部座席では、お世話漬けとなります。今までのように、おやつをかじりながら、景色を見て、気楽にZZZ・・というわけにはいかなくなりました。

 

赤ちゃん連れだと、見たい所を全部見られませんし、お土産物屋をじっくり見てまわることもできません。「もうちょっと時間があったら・・・。」「もうちょっとガー子ちゃんが大きかったら、いいのにな。」などと思いますが、こればかりは仕方がありません。赤ちゃんペースの旅行は、欲張らずにのんびりできて、それはそれでよいものです。

飲食店では、赤ちゃんにとても優しく対応してもらえました。細い通路を大きなベビーカーでずんずん進んでも店員に嫌な顔をされません。気の利いたレストランでは、「授乳が終わってから、お作りしましょうか。」とか「温め直しましょうか。」など温かく声をかけていただきました。「花より団子」の私としては、旅先で心地よく食事ができるのは、とても嬉しい。

 

出産前は、「あ・・しばらく旅行はできなくなるんだな。」と思っていたものですが、「行こうと思えば、行ける。」「やりたいことも、やれる範囲で何でもできる。」と、今ではそう思います。もちろん周りの人の協力があってこそですね。

トトは長距離運転と、ガー子ちゃんのお世話にくたびれたようで、ダウンしてしまいました。部屋で一人静かに久々のブログを書いてみました。

 

旅先でのできごとは、そのうち書きます♪

(育児日記代わりなので、お許しを・・)

イースターにちなんだ写真だけ、ちょこっと載せておきます☆

 

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イースターの一週間前は、枝の主日

教会で配られた枝を手にした人々(ストラスブルグ大聖堂前にて)

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2011年4月5日火曜日

高級食材を食す

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ええ?これが高級食材なの?

もやしみたいで、ヒョロヒョロしているじゃない!!

と、がっかりされましたか?

 

正体はホップの新芽(Hopscheuten)

そうそう、ビールの原料のホップです。

根から出たばかりの芽を、日光をあてずに育てると

白い芽になるそうです。

ベルギー野菜の、シコンやホワイトアスパラのように。

 

実はこの幻の食材を(おおげさかな?)

ずっと食べてみたいと思っていました。

ホップの産地、ポパリングのホップ博物館へ行ったときに

この珍しい新芽を知りました。

待ちにまった春♪

待ちにまったホップの新芽♪

 

どうやって食べたかというと、

軽くゆでて、さっとお醤油を足らしました。

ほんのり苦みがあり、私の好みです。

でも、とても和風ですね~。

ホップ美術館のビデオでは

ホップの新芽を茹で、ポーチドエッグを乗せていたような・・

面倒だったので、やめました。

 

デレーズで買いました。お試しくだされ☆