2011年4月25日月曜日

アルザス旅行(ちょこっとドイツへ)

温泉やカジノで有名なバーデンバーデンの外れ、

シュタインバッハへ立ち寄りました。

ルーベンで知り合ったYさんがこの村に住んでいらっしゃいます。

「なーんにもない村よ。」

この言葉に惹かれて、あつかましくもガー子ちゃんまで連れてお邪魔しました。

ストラスブールから約50㎞ほどのところにあります。

 

一番高いところまで連れて行って下さいました。

向こうに見えるのはぶどう畑。

Yさんのご家族もぶどう畑を所有されていて、わき芽を摘むなどの

手入れを任されているそうです。

収穫したぶどうは、醸造組合に持って行きワインに大変身。

家族や知人が飲む分だけ、毎年作るそうです。

自分たちで育てたぶどうからできたワインは

さぞかし、おいしいのでしょうね~。

ちゃっかり、お土産にいただいてしまいました。

 

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隣の村まで見渡せます。

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緑が多くて、眺めているだけで気持ちがよかったです。

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村の中心にある教会と、手前はレストランです。

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村の人々の娯楽その一は、教会の屋根にやってくる

こうのとりを見ることだそうです。

家のテラスに出て、双眼鏡をのぞいてこうのとりを眺めるそうですよ。

「お~い、こうのとりくん!!」

 

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ちゃっかり、義理のお母さんのお宅へお邪魔して、手作りケーキとお茶をいただきました。

裸足のガー子ちゃんを見て、「寒くないの?窓を閉めようか。」と優しいおばあちゃん。どこの国のおばあちゃんも、言うことが同じだな・・と思いながら、ふと日本の家族を思い出してしまいました。

ジェスチャーと、たまに、本当にたま~にオランダ語を交えてお話しました。通じたときはとてもうれしかったです。Yさんが通訳してくださったので、会話が弾みました。実家へ帰ったような温かい気持ちになり、貴重な時間を過ごさせていただきました。

村のきまりで「午後2時(多分)~4時までは物音を立ててはいけない。」そうです。だからYさんはお昼寝をしてしまうとか。自然と静かな生活を保つことができるのは、日本人から見れば羨ましいなと思います。

 

村には生活に困らないだけのお店やスーパーがあって、周りは豊かな自然に囲まれています。小さな村だけれど、幼稚園が2つ、学校、お年寄りのための施設もあり、日本の田舎と比べるととても豊かだと感じました。

どこの家もお庭はきれいに手入れされていて、一軒ずつ写真を撮りたくなるほど。ベルギーの庭よりも、気合いが入っているようでした。手入れをしていないと、「しないとだめじゃな~い。」とご近所さんに言われてしまうそうです。ドイツらしいですね。もちろん家の中はどこもピカピカです。

 

私たちの訪問はこの村でちょっとしたニュースになったそうです。

 

「幼稚園をのぞいていたけど、あの日本人家族はここに住むの?」

「あのお土産物屋さんで、何か買って帰った?」

「私も日本人の赤ちゃんを見てみたかったわ~。」などなど。

後から聞いて、大笑いしてしまいました。

 

住んでみたくなる、静かで美しい村でした。

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