ブリュッセルデー

今年最後のお出かけはブリュッセルとなりました。

新年を迎えるにあたり、髪型をさっぱりと整えようと決め、ブリュッセルの美容院まで行ってきました。せっかくなのでクリスマスマーケットものぞき、日本食材店にも行く計画を立てて出発。盛りだくさんのブリュッセルデーの様子をお伝えします。

ベルギーへ来てから初めて行った日本食材店。

調味料、お菓子、味噌・豆腐などの大豆製品、お茶、お刺身など豊富に売られていました。

日本の物に約半年ぶりに囲まれて、なんだかじんわりと涙が出そうになりました。

嬉しかったのか、日本を懐かしく思ったのかわかりませんが。

見っけ☆私の大好きな「ばかうけ」

でも家にあるので今回はがまん。ルーベンでは手に入らないものを買わないと。

商品の値段はもちろん高めですが、長く暮らすので必要な物は割り切って買おうということにしました。

ということで買い出したものは・・

あ~、何を作って食べようかな・・・楽しみです。

ちなみに納豆は３パック入りで2ユーロ、中濃ソースは3.7ユーロ（高いぞ！）カットわかめ100グラムで3.9ユーロでした。海産物は特に高いですが、仕方がありません。私たちは車を持っていないので、キャリーバックを提げて電車に乗って行きました。次回持って行こうと思った物は、割れ物を包む布などです。

気持ちが満たされ、向かった先はグランプラス

う・・・ん、ツリーを見てもクリスマスが終わってしまうとちょっと白けてしまうんだよな。

グランプラスにも馬小屋が設営されていて、ちゃーんとかわいい羊もいました。しつこいようですが、どうぞ♪

マーケットが並ぶのは聖カトリーヌ教会付近だったのですが、小雨が降り、寒かったので写真はなし。その代わりちょっと面白い写真をお見せします。

市庁舎です。

何かおかしくありませんか？

（上が切れているというのはナシ）

アップにしてみました。注目していただきたい所は1階の窓です。

見えない方はダブルクリックしてくださいね。

グランプラスにある市庁舎は左右が対称ではないのです。右の窓にはアーチが見えますね。また、写真ではわかりにくいのですが、右と左の幅も違い、左の方が長いです。その他にもいくつか違う点があります。ルーベンとブリュッセルはかつて市庁舎の造りにおいてライバル意識を持っていたそうですが、バランス、繊細さ全ての点においてルーベンの方が勝っていると思います。

→ ルーベンの旧市庁舎です。

建物の美しさはその場所の雰囲気にもよるところがあるのでバランスのよさだけでは善し悪しは決められないかもしれませんね。

比べてみて、みなさんはどう思われましたか。

さて、ブリュッセルデーの続きを書きましょう。

半年ぶりに美容院へ・・・

「痛んだ毛先を切って下さい。」とお願いしたら、どんどん短くなっていってしまいました。痛んでいる部分が思ったより長かったからです。こちらへ来て空気も水も変わり、髪はパサパサになってしまっていたのでした。腕のいい日本人女性に切っていただき、久々の長めのボブになりました♪

夜ご飯は・・・

麺を手打ちしている様子が通路から見えて、「おいしいに違いない。」と入った中華料理店。

まんまと店の作戦にひっかかったというわけです。

私は野菜たっぷりのスープヌードルにしました。

あっさり塩味でおなかに優しい。やっぱりアジア料理はいいです。高菜とパクチーもやしに、にんじんをシャキシャキ言わせながらスープまで食べ尽くしました。

ルーベンでは食べられないものを食べ、冷えた体も温まりました。

電車で20分強行っただけで主要言語が変わるというのは今でも新鮮でなりません。フランス語はちょっとしゃれた響きがするので、美容院で順番を待っている間、店員と客の意味のわからない会話を聞いているだけでも何だか優雅な気持ちになります。おしゃれな人もたくさん見かけました。ケバイ人も多いけど。反面、表情が険しい人はルーベンより多いと感じました。

そして一気にアラブ系の人々が増え、人種もまた多いです。ルーベンとの違いに、まだ一つひとつドキドキしながらブリュッセルの町を巡りました。まだまだブリュッセルを知り尽くしていないので、来年は開拓してみようと思っています。