行列ができるお店は、一体なんだろう。
おおっ~。魚屋です。おいしそうなエビ・・買って帰りたかったけど諦めました。この地方は、古くから伝わるえび漁でも有名です。8月にエビ漁を見にもう一度訪れたいと思っています。
二本の塔がそびえる聖ピーターとポール教会。ヨーロッパの町は教会を目印にすれば、迷うことがなくてよい。
今回の旅の目的は、ポール・デルヴォー美術館へ行くことでした。オステンデ駅から、海岸線を走るトラムに乗って、約1時間。トラムの旅もなかなか楽しい。
De LIJN社のトラム。
運行し始めて、今年は125周年目を迎えるそうです。
長い、長い海岸線を走りました。遊歩道ではローラースケートやキックボードを楽しむ人もたくさん。途中小さなリゾートの町をいくつか通り抜けていきます。カジノも見かけました。夏はどこかの町を拠点に、シーフードを食べたり、海水浴、サイクリングなんかしてのんびり過ごせそうな所です。
美術館の最寄り駅、シント・イデズバルトに到着。大通りから一本入ると、閑静な高住宅街でした。「退職したお年寄りの別荘かしら・・?」なんて話しながら、いつものようにさり気なく、盗撮☆
美術館に到着。ポール・デルボー自身が手がけたそうです。ブリュッセルの特別展では見られなかった絵をたくさん見られて、遠くまで来た甲斐がありました。骸骨をモチーフにした絵が特に印象深いです。何といってもポール・デルヴォーゆかりの地を訪ねられたことが嬉しい。
帰りはDe Penne駅までトラムに乗り、ルーベンへ戻る予定でした。
が・・またしてもアクシデントに遭遇。どこかで事故が起き、電車が不通とのこと。窓口で客と駅員のやりとりを聞いていたら、「オステンデへ出てそこからブリュッセルへ行きたい。だから運賃を返金してくれ。」と客は怒り気味に訴えていました。
お、オランダ語を習っていてよかった。大事なことが聞き取れたぞ。それなら同じように返金してもらおう。ということで、ここでオランダ語の登場。
「Nu, ga ik naar Oostende!!」
この地域はフランスに近いせいか、フランス語を話す人が多く、駅員さんは珍しく英語が使えない人でした。お・・オランダ語を習っていてよかったと思った貴重な瞬間でした。
やれやれ、またオステンデへ戻ることになりました。一日で往復するとは・・仕方ないので、トラムから海でも眺めていよう。
多少のロスはしましたが、無事にルーベンへ戻りました。車があればいいな・・と少し思いましたが、アクシデントもまた振り返ればよい思い出になるでしょう。
* おいしいシーフード料理に大満足 *
夫が食べた魚のソテー、トマトソースかけ。
付け合わせは小さなグラタン。
私は名物 魚介のスープを注文。
ムール貝、えび、ほたてや魚も入った豪華なスープでした。
どちらも味付けがよく、家族経営の感じのよいレストラン。その日捕れた魚貝類を調理するとか。
レストラン (’t Vistrapje )
Visserskaai 37 8400 Oostende
Tel.(059)80 23 82 www.vistrapje.be
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