温かいを通り越して、暑い日が続いていました。ベルギー人は、ノースリーブに短パン姿になり、まるで夏の格好。日本人の私もノースリーブを着ようかなと思うほどの陽気でした。急に気温が上昇したので、体が適応しきれず、のぼせて軽い頭痛に見舞われたほど。
一気に衣替えをして、これで準備は万端と思いきや、昨夜は大雨が久しぶりに降り、今朝はどんより空です。あ・・いつものベルギーの空ですね～。気温も低そうです。この雨で花も散ってしまったかもしれません。
何でも今年の4月は記録に残るほど晴れの日数が多く、降水量も少なかったそうです。昨年の夏、冬と続き「例年になく・・」ということが続いています。地球が悲鳴をあげているのでしょうか。
さて、日本はＧＷに入りましたね。私の旧友も少し早めに休暇をとりご主人と一緒にベルギーへ遊びに来ています。「日本はすごく寒かったから、こっちへ来てびっくりしているよ。ずっとこんな天気なの？」と驚いていました。でも今頃はいつものベルギーの空を見上げているでしょう・・
みなさん、よい休日を♪
「ホワイトアスパラのお料理あり」と宣伝するレストランもあるほど、今はホワイトアスパラが旬です。キッチン用品を売る店にも、ホワイトアスパラをのせるのにぴったりのお皿や、トングなどがディスプレーされています。
デレーズ（スーパー）で「本日のお買い得商品」を買ってみました。 自宅で初めて調理するホワイトアスパラです。
特別に太いものではなかったので、少し旨みは足りないかなと思いましたが、十分おいしくいただきました。
このホワイトアスパラはえぐみを消すために、皮と一緒にゆでるといいそうなので、試してみました。すると、本当にえぐみはないから不思議です。どなたか理由をご存知ありませんか？
コンソメで煮て食べる人、マヨネーズをかける人などそれぞれですが、せっかくなのでホーランデーズ風ソースを作ってみました。
鍋を湯煎にかけながら、卵を溶き入れ、オリーブオイル、お酢、マスタードなどなどをかきませながら作ります。ちょっとゆるめのソースになってしまったので、アスパラにかけたら、流れてしまいましたが味はなかなかよかったと自己満足☆
それにしてもホワイトアスパラの下ごしらえは大変。皮のむき残しは食べにくいので、しっかりむきました。でも、厚くむきすぎると、やせほそってしまうし・・と、12本をむくのはなかなかのものです。そう思っていたところ、ホワイトアスパラ剥き機を見つけてしまいました。「おお・・これは便利」と思ったのですが、さすがに、このためだけにはいらないな・・と思い買ってはいません。
旬はもう少し後だと言う人もいますが、ぼやぼやしていると食べ損なうかもしれないので、どんどん食べておきたいと思っています。
「我が家の庭」と呼んでいる、大家リタの庭。最近はキッチンから庭をのぞくのが楽しみです。ピンク色の花を咲かせた大きな木が目立つようになりました。
何の花だろうと思っていたところ、夕方、ご主人のエリックに会いました。伺ったところ、「桜の花だよ。日本の桜とは違うかもね。」とのこと。
う・・・ん、これは八重桜じゃないかな？
少し前は横のマグノリアの花が満開でした。開花時期が少しずつずれていて、長い間、春の花を楽しむことができるなんて、羨ましいです。
そこへリタの登場。「ルバーブ好き？今時間があったら、とっていっていいよ。」と嬉しい一言。あの苦みのあるルバーブ、大好きなんです。
あと数日経つと、収穫時期らしいです。今年はとてもよく育ったそうです。
初めて、生のルバーブを見ました。今まで、横を通ったとき、キャベツか何かだと思っていたのです。よいしょっと、引っこ抜くと・・・
葉は食べられないそうです。ルバーブジャムを作ってヨーグルトと一緒に食べようかな~。楽しみ！！「もし気に入ったら、抜いて食べていいよ。」とのこと。ラッキ～
フランボワーズや、赤い実（名前を忘れました）もこれから実るから、つまんで食べていいそうです。他にはじゃがいも（やっぱりベルギー人ね）も植えていました。自分の庭が欲しい～♪
ぐるっと見回すと・・
は～・・きれい。まだまだ春探しが続きそうです。
オランダ語、辛いならやめちゃおっかな・・・どうしようかな・・
とイースター休暇中は考えていました。二週間、全く勉強する気が起きませんでした。休み明けの小テストも「私は受けられません。二週間、勉強できませんでした。ちょっと具合が悪くて・・（これは嘘）。」と先生に嘘をつき、火曜日に延期してもらったほど。
こんな調子で月曜日から再スタートした授業。でも嬉しかったことは、クラスメートがニコニコ顔で出迎えてくれたこと。彼女とは前クラスからいつも隣の席に座っているので、少しずつ気心が知れてきたところなのです。
休み時間はまた別のクラスメートが「一体どうしたの？二週間も具合が悪かったなんて・・・。」と本気で心配してくれました。教室が自分の居場所になっているんだなと思ったら、オランダ語を勉強しに行くというより、友だちとしゃべるために通おうという軽い気持ちになりました。
ふと思い出した言葉があります。日本にいたころ、職場の先輩に「奥さんは現地でなるべく外に出て、自分の世界を持った方がいいよ。ご主人と二人きりの世界だと息苦しくなると思う。」と言われました。
そうです。オランダ語を完全習得するよりも、人と話して風通しをよくしたり、生活にメリハリをつけたりできれば私にとっては十分事足りるのです。このメリハリはとても大切で、週4回のコースに変えてから私の愚痴が減りました。多少、忙しい方が充実感がありますよね。
ブログを書きながら、なんて贅沢な悩みなんだと思いつつ、でも無意識のうちに自分の気持ちの落ち着きどころをいつも探しているんだと気づきました。
気持ちが楽になったところで、「6割身につけばよし」を目標に、楽しみながら通いたいと思いま～す♪
ルーベンは今日も快晴。こんな日は、アイスクリームを買う人で行列ができます。
もちろん私も食べました。本日はヨーグルト味をカップで（1.2ユーロ也）
この週末は珍しく1ミリも雨が降らず、気温も20度以上まで上がりました。ポカポカというより、ちょっと汗ばむくらいの快晴に恵まれました。昨日は、植物園そして今日は近所の大学キャンパスまで散歩。ちょっとサングラスが欲しいなあ・という程日差しはとても明るいです。
この天気だとグリーンがきれいに映えます。
芝生にかわいい野の花もたくさん咲いています。
今日もみっけ。
鍛える人は、もうキャミソール姿。
天気がいいと、テラス席はすぐに満席です。
こんなにきれいな花を咲かせる木だったのね～
ちょっとマーケットまで足を伸ばしました。
店頭に並ぶ花の種類も変わってきました。こちらはデイジー。
そろそろ苗植えの季節なんですね。夏野菜かな？
この晴天が来週も続きますように・・・
明日は寝坊をせずに学校へ行けますように・・・
イースター休暇も残り3日で終わりです。二週間もゆっくりすれば満足でしょう・・と問いかけたい気持ちと、いやいやずっとこのまま学校へ行かずのんびり生活を続けたい気持ちの両方です。
普段金曜日は学校があるので、マーケットへ行けません。今日は久々にのぞいてきました。
今は、ホワイトアスパラといちごが旬のようです。昨日、知人宅でホワイトアスパラをご馳走になりましたが、とてもおいしかったです。少しえぐみがあるあたりは、春に食べるうどや、ふきの様です。
こちらの八百屋さんでもベルギー人が一束買って帰りました。でも結構高いんですよね～。
今まで気になっていたけど素通りしていたハンバーガー屋台。今日はなぜかお店の前で足がぴたっと止まりました。だって、この行列ですもの。おいしいに違いない!!
メニューはホットドック、ハンバーガー、サンドイッチなどがあります。なぜかエスカルゴという表示もありました。私はホットドッグを頼んでみました。前に並んでいたお姉さんが「たまねぎをつけて、マヨネーズもね。」と言っていたので、私も真似をして・・
そのためねぎが、しっかり炒められていて甘くておいしい!!料理本によく書いてある「飴色になるまで・・」火が通っていましたよ。ガツガツ食べてしまい、写真を取りわすれました。
日中も寒く、早くバスに乗って帰りたかったのに、ハンバーガーが残っていてはだめです。仕方なく、食べ歩きながらフラフラお店をまわり、またまたあれこれ食材を買ってしまいました。スーパーに並んでいない果物や野菜が豊富で、マーケットは利用価値大だな～と改めて思いました。
本日買ったもの♪
・ほうれん草、もやし
・杏、ブルーベリー、りんご
・BIOヨーグルト
・BIOのブリオッシュ
といっても、韓国料理店へ行ったわけではありません。期待させてしまったら、ごめんなさいね～。そういえば、韓国料理店は見かけないな～。
食べたくなって、自宅で作ってみました。
材料はこちら・・
スーパーで買った鳥モモ？
本場韓国では鳥をまるごと入れるけれど火の通りや食べやすさを考えて手軽なモモにしました。
青ネギがあれば、問題なし。
チキンコンソメと塩、水を入れ煮立たせてから、鳥と、にんにくとしょうがをえいっと鍋に入れておいしいうま味を出しました。その後、発芽玄米ごはんを好きなだけ入れて、ごはんが柔らかくなったらできあがり♪
夜ごはんはこれ一品で、十分満足感があります。しかも簡単なので、しばらく続けて作りそうです。
こちらへ来て食べたいものが手に入らないときは、それらしいものを作って満足しています。あげ出し豆腐も作りましたよ～。ごま豆腐を作ってくれた知人もいました。
料理の幅を広げる・・ということにはならないけれど、試行錯誤する過程は楽しいです。
行列ができるお店は、一体なんだろう。
おおっ～。魚屋です。おいしそうなエビ・・買って帰りたかったけど諦めました。この地方は、古くから伝わるえび漁でも有名です。８月にエビ漁を見にもう一度訪れたいと思っています。
二本の塔がそびえる聖ピーターとポール教会。ヨーロッパの町は教会を目印にすれば、迷うことがなくてよい。
今回の旅の目的は、ポール・デルヴォー美術館へ行くことでした。オステンデ駅から、海岸線を走るトラムに乗って、約1時間。トラムの旅もなかなか楽しい。
De LIJN社のトラム。
運行し始めて、今年は125周年目を迎えるそうです。
長い、長い海岸線を走りました。遊歩道ではローラースケートやキックボードを楽しむ人もたくさん。途中小さなリゾートの町をいくつか通り抜けていきます。カジノも見かけました。夏はどこかの町を拠点に、シーフードを食べたり、海水浴、サイクリングなんかしてのんびり過ごせそうな所です。
美術館の最寄り駅、シント・イデズバルトに到着。大通りから一本入ると、閑静な高住宅街でした。「退職したお年寄りの別荘かしら・・？」なんて話しながら、いつものようにさり気なく、盗撮☆
美術館に到着。ポール・デルボー自身が手がけたそうです。ブリュッセルの特別展では見られなかった絵をたくさん見られて、遠くまで来た甲斐がありました。骸骨をモチーフにした絵が特に印象深いです。何といってもポール・デルヴォーゆかりの地を訪ねられたことが嬉しい。
帰りはDe Penne駅までトラムに乗り、ルーベンへ戻る予定でした。
が・・またしてもアクシデントに遭遇。どこかで事故が起き、電車が不通とのこと。窓口で客と駅員のやりとりを聞いていたら、「オステンデへ出てそこからブリュッセルへ行きたい。だから運賃を返金してくれ。」と客は怒り気味に訴えていました。
お、オランダ語を習っていてよかった。大事なことが聞き取れたぞ。それなら同じように返金してもらおう。ということで、ここでオランダ語の登場。
「Nu, ga ik naar Oostende!!」
この地域はフランスに近いせいか、フランス語を話す人が多く、駅員さんは珍しく英語が使えない人でした。お・・オランダ語を習っていてよかったと思った貴重な瞬間でした。
やれやれ、またオステンデへ戻ることになりました。一日で往復するとは・・仕方ないので、トラムから海でも眺めていよう。
多少のロスはしましたが、無事にルーベンへ戻りました。車があればいいな・・と少し思いましたが、アクシデントもまた振り返ればよい思い出になるでしょう。
＊ おいしいシーフード料理に大満足 ＊
夫が食べた魚のソテー、トマトソースかけ。
付け合わせは小さなグラタン。
私は名物 魚介のスープを注文。
ムール貝、えび、ほたてや魚も入った豪華なスープでした。
どちらも味付けがよく、家族経営の感じのよいレストラン。その日捕れた魚貝類を調理するとか。
レストラン （’ｔ Vistrapje ）
Visserskaai 37 8400 Oostende
Tel.（059)80 23 82 www.vistrapje.be
金曜日から一泊二日でミニ旅行へ出かけていました。その日のルーベンは晴天。気温も20度近くまで上がっていたと思います。
これだけ温かくなれば、カメラを出して写真を撮ろうという気持ちになります。（ルーベンの駅前）
向かった先は、オステンデ。ベルギーのリゾート地です。ルーベンからはICで約1時間45分で終着駅です。あっという間にベルギーの西のはじっこに到着しました。やっぱり小さな国だ～
駅を降りると、潮の香がします。きっと、リッチな人のボートね～いいな～
透き通るようなきれいな海ではありません。日光浴や砂遊び、おしゃべりを楽しむ人で、結構にぎわっていました。
駅近くの海岸沿いには、シーフード屋台が並びます。大興奮の私。
日本人なので、写真を撮らせていただきま～す。
どれを食べようか、迷いました。なぜかどこの屋台も全く同じものを売っていて、値段もほぼ同じ。オリジナリティーを出せばいいのにな～
おお、「温かい ？？」
巻き貝でした!!
左はピリ辛、右はセロリが入った塩味。
みんな、嬉しそうに買い食いしていました。
当然私たちも・・
まずは、ベンチを探そう!!
やれやれ・・また賑やかになってきたな～
まき貝とえびの蒸したものを買いました。
まき貝はおいしいっ!!
ところが、えびは・・悲しいことに、すり身でした（涙）あ・・何で買う前に気がつかなかったんだろう・・
普通のすり身より、たくさんえびがつまっていて甘くておいしかったけどね～。日本ではこんなに本物そっくりにすり身を作らないから、気がつかなかった・・といつまでもブツブツ言ってました。最後に生のニシンを食べたらすっかり機嫌は直りましたけどね。
続きはまた明日♪
