BAD LIEZENBELLから2回乗り継いで電車で約2時間、ESSLINGENという町に到着しました。シュトットガルトからは電車で15分弱の所に位置します。シュトットガルトの名は、今回初めて聞きましたが、バーデンヴユルテンベルク州の州都でドイツ南西部の経済中心地です。空港があり、私たちの旅のスタート地点でもありました。
夫がシュトットガルトで仕事をしている間、私はESSLINGENの町を観光。4日もかけてゆっくり見学。
町はぶどう畑の下に広がっています。
中世、修道士によりワイン醸造がこの地へもたらされました。
ワインの醸造と販売の中心地として豊かさを築いた町です。
先の写真はここエスリンゲン城上から撮ったものです。
700年ほどまえに建てられた城で、エスリンゲンが第二の全盛期を迎えた頃建てられました。今も三つの塔が町に残っています。
そのうちの一つ、プリーンシュタウ塔です。
地図上で三つの塔を指でつなぐと昔の町の規模がわかり、タイムトリップをしているような不思議な感覚を味わうことができます。
ヨーロッパの町を旅する醍醐味はここにあると思います。(なんて、ライターみたいなことを言ってみたりして。)
立派な建物の登場。レンズに収まりきりません。
スパークリングワイン醸造所ケスラーです。
シャンパン製造の仕方を学んでいたケスラーは、エスリンゲンでドイツ最初のスパークリングワインの醸造所を創立しました。
エスリンゲンは、ワインだけでなく、スパークリングワインの故郷でもあるわけです。
ありました!!現役でがんばる店がポツンポツンと残っています。
こちらは観光パンフレットにも紹介されている醸造所で、長年の伝統に基づいてワインを造っているとか。
エスリンゲンでは、木組み建築を多く見ました。
いかにもドイツの町並みという雰囲気ですよね。
一番右の木組み建物は現在は観光案内所になっています。
素敵な観光案内所 でした。
週に二回広場でマーケットが開かれています。
土曜日はたくさんの人で賑わっていました。
もうクリスマスの飾りを売っていました。町の店のショーウィンドーや店内も、クリスマスの飾り付けになっています。
松の種類でしょうか、大きい松ぼっくりが素朴でいいですね。これまたドイツらしい飾り♪
一日あれば見て回れるほどの小さな町、エスリンゲン。でも誇れるものがたくさんあるんだろうと思いました。特にドイツは地方都市がそれぞれの個性を今もしっかりと残しているそうです。中世から現在まで、大切に歴史を守っているのですね。
次回はグルメ編をお伝えします☆
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