今週二回のオランダ語学校では、中間テストがありました。何だか高校生のころを思い出します。火曜日はリスニングで今日は文法と会話がありました。得点の内訳は、リスニング20点、読み20点 筆記20点 その他文法40点 会話20点の合計120点満点になっています。次のレベルに進級するためには、6割はとらないといけません。既に学校を辞めてしまった人もいます。在籍人数は開校時の約7割ほどとなっていて、いくら初級クラスとはいえ着いていくのは大変でした。さてテストの様子は・・・
* なかなか始まらないテスト *
テストが配布されてビックリ!!なんと、A4で15ページ分もありました。思わず隣に座っていた人に「ちょっと、多すぎない?」と同意を求めてしまいました。いつも穏やかな先生も今日はやや厳しい表情です。「これからしゃべってはいけません。質問があったら私に聞いて下さい。」と忠告されました。まずはテストの説明からスタート。丁寧に1ページ目から問題と答え方をかみ砕いて説明して下さいました。
ところが、あっちこっちで「え??どういうこと?」「どこどこ?」大混乱。そのうちオランダ語以外で話が始まりだし、先生は説明をストップ。みんな、いつもより神経質になっていてしっかり確認したいんですね。だから母国語が同じ人同士でついついしゃべってしまうんです。ようやく説明が終わり、分厚いテストに取り組みました。
* ぬる~い雰囲気 *
会話の試験も同じ教室で行われたので、し~んとした緊迫した雰囲気ではありませんでした。忠告は一切無視され、あっちこっちでヒソヒソおしゃべり。アラビア語が飛び交います。答えを教え合っていても先生はわからないだろうな・・・。笑い出す生徒まで。そのうち先生もプチっと切れて、「あなたは前でやりなさい!!」とまるで小学生が先生の近くに席を移された時のようで、それを見てみんなクスクス♪すると隣でカンニングをしているではありませんか!!机に答えを書いてもらって写していたんですよ!!ヤレヤレ・・・
普通の学校の試験ではないので、語学学校側もそんなに神経質にはなっていないのでしょう。
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出来はどうだったかって?
一番難航したのは、リスニングでした。私は数字の聞き取りが苦手です。英語と違って数え方が逆なんです。例えば21は英語だと、twenty-one ですが、オランダ語では一の位から先に数えるので een-en-twintigになります。問題には電話番号を聞き取るものがあり、区切り方そのものも日本と違うので頭の中は大パニックでした。生活の中では数字を聞き取ることが一番多いのに、これではお店で計算間違いされても気がつかないかもしれません。がんばらなくては!!
文法はこの数日で詰め込んだので何とか解くことができました。文法に力が入るのは悪い意味で日本独特の試験勉強の仕方が身についてしまったからでしょう。単語練習をしながら「あれ?何て読むんだっけ?」なんていうことがありました。これでは何のための勉強だかわかりません。学生のころならきっとここで立ち止まることはなく、ひたすら練習を続けていたでしょう。テストのためには書いて覚えることや練習問題も必要ですが、どんどん話して使わないと身につかないな・・・と強く思いました。
今回の会話はバッチリ☆今はオランダ語を覚えたてホヤホヤで嬉しく、家主さんや、店員に習った範囲のことを話していたのでね。
詰め込み勉強はやめて、日々復習をしようと心に決め、テストを終えました。今日はグッタリ・・・です。
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