ドイツのシュヴァルツヴァルト地方を訪ねました。「黒い森地方」と言う方がピンと来る方が多いでしょう。バーデンバーデンをはじめとする温泉保養地が多い自然豊かな所です。前半の4日間、BAD LIEBENZELLでの様子をお伝えします。
黒い森地方は、ドイツの南西部、ライン川を隔ててフランスと国境を接しています。
日本の村に似た風景で、どこか懐かしい・・・
森というより山に近いです。
改めて日本の景色の美しさを実感。外国で日本のよさを思い出すのもまたいいものです。
BAD LIEBENZELLの駅で見つけた絵タイルです。
そう!!温泉につかっている絵です。
もちろん温泉目当てでこの地を訪れました。
ドイツ式、公衆浴場です。
お風呂とサウナ両方楽しめるチケットを購入しました。
ここでは驚きの連続・・・
☆ え!? みんな仲良くすっぽんぽん? ☆
更衣室へ入ると、あれ?おじさんもおばさんも同じ所で着替えているんです。しかも、裸!!呆然としていると、す~っと裸で歩いていくおじさんの姿。見間違えではなかったようです。・・・ということは私たちもみんなの前で裸になるということ??
そういえば、ドイツではお風呂かサウナは裸で楽しむものだと聞いたことがありました。とりあえず、水着で偵察へ出かけましたが、ドイツ語の表示がわからずオロオロしていると、親切なドイツ人が「お風呂はあっちだよ。」と教えてくれました。
外で湯気が上っているのを見つけ、かけ足でお風呂へ向かいました。入ってみると・・・ぬるいっ!!しかも深い!!安心してお風呂につかるという感じではありません。これにはガッカリでした。二度訪れてわかったことですが、「BAD」は温泉成分のあるプールで、ここでゆっくり泳いだり歩いたりしながら体を温めるようです。所々、ジャグジーが取り付けられていてマッサージをしている人も多かったです。運動の要素が強いんですね。
さて、次はサウナ。ここは「裸ゾーン」なので、観光客とは言えこちらのしきたりに従わないといけません。「えいや!」と心の中でかけ声をかけて、バスタオルを外しました。(持ち込みはあり)でも、ドイツ人のように堂々としていられません。二人とも落ち着かず、タオルで隠してみたり、外してみたり・・・・余計に目立っていたことでしょう。サウナ自体は日本のものと同じです。たっぷりの汗をかいて気持ちがよかったです。後で気がついたことですが、サウナ、温泉プールの順番が正しいリラックスの仕方のようです。開いた毛穴から、温泉成分を吸収するのかな~?
みなボストンバックくらいのバックに、バスローブやスリッパ、食べ物や本などを入れています。まるで旅行にでも行くかのようです。足湯をしながら、りんごをかじったり、汗がひくのを待つ間、仲間とワイワイおしゃべりしたり、とのんびりと楽しんでいます。温泉保養地ということもあり、ここは中高年の人気の場所でした。間違いなく私たちは最年少。いろんな意味で目立ってしまいました。
☆ 温泉以外にも・・・
「BAD」がつくところは、単にお風呂があるだけではなく、空気が澄んだ場所という意味だそうです。BAD LIEBENZELLでは豊かな自然を活かした楽しみ方がたくさんあります。
ウオーキングコースの地図を発見。距離や勾配が人目でわかるようになっていて、自分の体力に合わせて楽しめます。
(やってません)
川沿いを自転車で走ることができます。ホテルに宿泊していた女性二人もサイクリングを楽しみに来たようでした。
(やってません)
ハードに運動した後、サウナとプールで疲れを癒したら気持ちがいいでしょうね。おいしい物や買い物やお風呂ばかり楽しんでいた自分の旅の仕方を思い出すと、何だかちっぽけだったな・・・と思います。
目立った観光地もないので、のんびり過ごしました。
「何にもない」所では時間が経つのがゆっくり。
一両のかわいい電車で出発。
日本の田舎を走る電車のようでした。
旅はまだまだ続く・・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿