昨日9月21日より大学の新学年がスタートしました。それに併せて、大学ではOpening Ceremonyが催されました。
まずはAcademic processionといって大学教授の行進から始まりました。野次馬根性いっぱいの私たちは行進をよい場所から見ようと待ちかまえました。
あれあれ?ちびっこの行列が先に登場!!
幼稚園児のお散歩でしょうか。安全のために、必ずこういうライトに反射するベストを着用して外出しています。
自分の身は自ら守る!!
先生もちゃんとベスト着用。
「みんな、ついてきてね~」
いよいよ教授のお通りです。
赤いストールをつけているのは、学長です。
大学の講堂から、Saint Peter’s Churchまでの行進。
こういう儀式を見ると、なぜかジワーンと感動してしまいます。
黒いガウンに帽子姿が絵になります。背の高さや顔かたちだけではなく、教授の醸し出す雰囲気がそう感じさせるのでしょう。
学部によって、えりと腕に施されたリボンの色は違うようです。
教授たちはリラックスしていて、おしゃべりをしながら行進していました。思っていたよりも気楽な雰囲気。ベルギースタイル??
昔は私語はなしで、心を静めて教会に向かっていたかもしれません。そんなことを想像して行進を眺めました。
各学部から20人前後の教授が参列していましたので、総勢100人以上の長い行進でした。
見物人も多かったです。テレビ局や新聞社の記者も集まっていました。それだけこの儀式は伝統あるものなのでしょう。
教会に到着。
正面では、ブラスバンドが演奏をしつつ教授を迎えます。
教授の後を追って、ちゃっかり教会に入り込みました。いえいえ、人の流れができていたのでそれに乗っかっただけです。
開校記念ミサに参加しました。教授以外、立ち入り禁止かと思っていたら、一般人も参加可能でした。
こちらは、ミサの式次第です。
神父さまの説教はオランダ語なので、どんなメッセージがあったのかさっぱりわかりませんでしたが、聖歌隊の歌声とパイプオルガンの音色が素晴らしく、心地よすぎて眠くなってしまいました。ミサの雰囲気を味えただけでも参列してよかったと思っています。
ミサ終了後、撮影しました。正面から日の光が入るように設計されています。写真が暗いのでわかりにくいですね・・・ 教会は広く、造りは大変立派。細部にいたるまで細かい装飾が施されています。
ルーベンカトリック大学では開校という大きな節目に教会で祈りを捧げる伝統が残っています。この町では宗教と大学、生活が密接につながっています。ルーベンならではの歴史あるものに触れることができました。一般人の生活にどのくらい宗教が根付いているかわかりませんが、少しずつのぞいていけたらなあ・・・・学生の観察も含めてまた楽しみができました。
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