市役所から住民カード関連の連絡が約束の一週間を経ってもこず、朝早くから市役所へ向かいました。
問い合わせると「いつになるかわからない。」との返事。「な、なに~~????」今日はだだをこねてでも何とかして住民カードをもらおうと私たちは意気込んでいたので、その返事には納得できませんでした。
「NO.NO.NO」と夫は連発。
さらにあろうことか、「二人の情報はまだ登録されていなくて、それが済んでから連絡がいきます。その後市役所へ来てもらって、住民カードを発行します。」とのこと。
「NO.NO.NO!! 私たちは木曜日からドイツへ行くので、それじゃ困る。急いでくれ!!」と再びごり押ししました。ドイツからベルギーへ戻り入国の際、住民登録の途中であると、面倒なことになります。どうしても出国前にカードが必要だったのです。
すると、「じゃあ、誰かに打ち込んでもらうから。」とあっさり対応。しかもにこやかに。こうやって声を大にした人は優先されていくんですね。こうなる前に何とかならないのかな・・・・と思ってしまいました。
ところが私たちの不手際で住民カード用の写真が規定外だったため、写真館へ撮りにいくことになりました。チャリで急ぐ急ぐ・・・・・(しまった!今日はすっぴんだった!まゆげが薄い!!カード用の写真だけど仕方ない)その後再び市庁舎へ行き、全ての書類が整ったことを確認しました。
まだまだ続きます。肝心の住民カードはどうやら業者に委託して作成してもらっているようで、特急だと値段が高くなるとのこと。普通なら12ユーロ位で発行してもらうのですが、あさって受け取りになると145ユーロと言うんです!!目も口も思い切り開いてしまいました・・・・二人だと290ユーロ。痛すぎる・・・・でも、安心料ということで特急で仕上げてもらうことにしました。
☆ 新居にて ☆
9月からいよいよ新居での生活が始まります。旅先のドイツで不要な荷物を倉庫に置かせてもらうことになっていました。
約束の2時になっても家主さんは不在で、20分以上待っても帰ってきません。知り合いのベルギーの方に荷物を車で運んでもらっていたので、彼をずっと待たせるのも申し訳なく、でもなす術はないという状況でした。
しばらくすると、同じ家の別フロアーに住む学生さんが帰ってきて、知人が地下の物置部屋へ案内するよう頼み始めました。え?大丈夫かな?と思いながらも、ここは人生経験豊富な年上の彼にお任せすることにしました。私たちなら、知らない人だけれど地下に通して欲しいというお願いはなかなかできません。私物がたくさんある場所ですし、まして学生さんから見れば私たちは外国人です。
学生さんはすんなり承諾してくれ、家主を無視して荷物を地下へ運び入れました。途方に暮れているだけでなく、無理かもしれなくてもお願いしてみるもんですね。今回は知り合いの彼が来て下さったおかげで、このピンチを乗り切ることができました。
家へ戻り再び家主さんに電話をすると、「今帰ったところ。」とのこと。気が遠くなりましたが、再び自転車で新居へ向かいました。「あら?6時に来るはずじゃなかったっけ?」と全く悪びれずに言われ、「いや2時と言いました。」と主張はしましたが、それ以上は追及しませんでした。もはや力は残っていなかったので。
地下の物置部屋では住人の目にとまってしまいます。そこで鍵がかかる部屋に荷物を置かせてくれることになり、これで一件落着。
いやいや、長い一日でした。
* 今日のおさらい *
1: ベルギーでは余裕を持って手続きをするべし。
2: 約束の時間一時間前に、相手方に電話をかけるべし。
3: 無理だとわかっていても、ときにはごり押しが有効。
くたびれた時はスイーツが疲れを和らげてくれます。
本日のおやつ♪ パン屋さんのアップルタルト(0.8ユーロ)
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