ガハハ生活記: まだルーベン市民じゃないの？

入国して一ヶ月。それなのにまだ正式にルーベン市民として登録されていません。外国人としてルーベンで暮らすため、早々に市役所へ登録に行ったものの、すぐに手続きは完了せず、まだまだ、手続きが続きます。

初めて市役所へ行ってから、10日後、警察署から出頭通知書が届きました。市役所に届け出た住所に、本当に私たちが住んでいるか警察がチェックをしにくることになっています。チェックに来た日、たまたま留守にしていたので「二人そろって警察署に来なさい。」というわけです。

警察署では住所の確認作業、本人確認のみされました。私たちが持っている住所記録と、警察署が持っているものを照合させるという簡単なものでした。

さらに10日後、今度は市役所から出頭通知書が届きました。こちらではその類の通知書を「invitation」なんて呼んでいますが、そんなワクワクするものでは当然ありません。invitationには、14:30～15:00の間にdesk 6に来て下さいと丁寧に書かれてあったので、きっと残りの手続きは事務的に短時間で済むだろうと思いこんでいました。

なんでそんなにかかるわけ？？

市役所に提出する書類や日本で取得した書類、写真などを持って市役所へ向かいました。desk6では、先に来た人の手続きがなかなか進まない様子。待つこと20分、こちらのイライラを察してくれたのかdesk5に通してくれやっと手続きが始まりました。（暇な職員がいるのに、なかなか通してもらえない！！）

書類には名前、誕生日、出生地、入国理由などごく普通のことを記入するのですが、なぜか母の旧姓を書くスペースがあり、それには少し驚きました。書類を提出したら手続きも終わるだろうと思っていたのですが、なんとそこから職員が電子化しはじめたのです。それは私たちが帰ってからでいいでしょう・・・なんて思いながら二人分の作業をただ待つしかありませんでした。

偶然にも・・・

職員が夫の日本での住所を見て「あら、わたし、行ったことある！！」と言うではありませんか。尋ねると、5,6年前にマラソンをしに行ったとか。マラソンで有名な所に住んでいたわけではないので、きっとマイナーな大会だったと思うのですが、あまりにも偶然で話が盛り上がってしまいました。

そんなこともあって、電子化作業がなかなか進まず、全て終わると4時をまわってしまいました。市役所といっても、職員は雑談はするし、書類のチェックは結構適当です。仕事は「ほどよく」しているのかな・・・と思いました。

10日後にはルーベン市民！！

10日後、市役所から住民カードが届き、それで晴れてルーベン市民となります。ということは、8月半ばです。ベルギー入国して1ヶ月半もかかるなんて・・・・。まだ身元不明のような立場なので何だか気持ちが落ち着きません。この後、医療保険加入（ベルギーでは義務です）、引越、転居届・・・などなど届け出関係は続きます。どうなることやら・・・オランダ語の辞書を引きつつ、それから片言の英語でがんばります☆