☆ 夜7時30分集合 ~まずはカリヨンの歴史の説明~ ☆
1914年 ドイツ軍が大学図書館を破壊。その後、アメリカの大学や慈善団体が寄付し新しい図書館、そしてカリヨンも建てられました。
下層部が大学図書館です。時計の文字盤は、星です。アメリカの技術士の功績を称えて当時のアメリカの州の数と同じ48この星が文字盤にあしらわれています。時計は四方向にあります。歴史が刻み込まれているんですね。
1940年 またまた爆撃を受けますが、奇跡的にカリヨン塔は無傷でした。その後、アメリカのカリヨン奏者がリードして募金を集め、修復され現在に至ります。
☆ いよいよ鐘楼の上へ・・・ ☆
狭くて暗い階段を登り続けること、約15分。鐘楼の一番上にたどりつきました。
奥には緑が見えました。その辺りまでが町の中心です。小さいでしょう。
町のシンボル、市庁舎もはっきり☆
特別に演奏方法を説明していただきました。
茶色で長く伸びているものは鍵盤です。バトンのようなのでバトン式鍵盤と言われています。こぶしで鍵盤をたたき、その力を鐘に伝えて音を鳴らします。片手で一音ずつしか出せないので、足鍵盤も併用しながら演奏します。澄んだ鐘の音からはとても想像できないハードな演奏方法に驚きました。ルーベンのカリヨンの鐘の数は現在63こあります。元々カリヨンはベルギー、オランダが発祥で、15~16世紀ごろは鐘の数を教会、物見塔などで競い合っていたそうです。ベルギーとフランスで世界遺産に登録されている鐘楼は何と、56塔もあるそうです。目指せ、制覇!!
☆ 夜9時 カリヨンコンサート ☆
一番の楽しみはカリヨンコンサートでした。カリヨン塔の真下にリクライニングシートが用意されていて、塔を見上げながらカリヨンの音色を楽しみました。あまりに心地よすぎて二人とも眠ってしまいましたが、それほどヨーロッパの夏の夜はさわやかです。
8月一杯は土曜の夜はコンサートが開かれるので、今度は全曲聞きに行こうと思っています。
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