2009年8月8日土曜日

毎週必ず聞かれること

夫は同僚に必ず「今週の予定は何かあるの?」と聞かれるそうです。「いや・・・特に。」と答えると「ああ、まだ決まっていないんだね。」というような反応だとか。日本では「ああ、家でのんびりするんだ。」とか「たまった家事をするんだね。」と特別に予定がなくても、こちらの時間の使い方を察して受け流されました。

さらに「奥さんはいつも何してるの?」ともよく聞かれるそうです。「え・・・(特別何かをしているわけではないからな、どうしよう・・・)安いスーパーを探したり、絵を描いたりしているよ。」と答え、多分夫も困ってしまうのだろうと思います。

同僚は乗馬の大会のための練習だとか、ロンドンへ友人に会いに行くのだとか、週末にすることをはっきりと決めています。「何となく」流されて過ごすということがあまりないんじゃないかな、と二人で話題にしました。

さて私にも同じような経験があります。キッチンにいると、色々な人と言葉を交わします。夫は大学に勤めていて、私は働いていないし、学生でもない、と簡単に自己紹介をすると、決まって「あなたは毎日何をしているの?」「二年間、何をするの?」と初対面でも聞かれます。「いや、そう聞かれてもまだベルギーに来たばっかりだから、これから決めるんだよな。」と心の中で思いながら、「何かないとだめなわけ?」とあまりにも毎回聞かれるのでちょっと答えるのが面倒になったことがありました。

二人の勝手な推測ですが、欧米人(ひとくくりにはできませんが)はいつも I (私)が行動の中心にあって、自分で何をするかを決めて、自分で実行する、というように主体的に暮らしているように思います。私はこういう人間であるというアイデンティティーをしっかり持っているからこそ、よい意味で自分中心に生きているんじゃないかなと。彼らからしたら、「何となく」流れでこうなった・・・というような時間の使い方は考えられないかもしれません。

毎回予定を聞かれるからといえ、予定がないことを恥ずかしく思ったり、慌てて予定を入れたりするわけではありません。今の私たちには休息、そして翌週に備えることも必要なので。でも答えに困ったら「おたくをすると答えてみたら。」と夫に提案してみました。おたくが何か、どれだけ楽しいのか説明しないといけませんが・・・。

だんだん深みにはまってしまいそうなので、難しい話はこのへんで終わります。こんな話をしながら、昨夜食べたものを紹介して今日のブログを閉じます。

chinese noodle

えび


またまたアジア料理を食べました。ここはNaamsestraat にあるBasecampというお店で、テラス席も店内もにぎわっていました。お店に入る人が途絶えない程の人気です。チャイニーズヌードル、えびのカレー煮、そしてココナッツのナンを頼みました。びっくり、でも嬉しいボリューム♪

0 件のコメント:

コメントを投稿