2010年10月31日日曜日

猪とキジ

自宅から歩いていける、ちょっと雰囲気のいいレストラン(Adellijke Belofte )

へ行ってきました。しばらく外食はできないだろう、ということでコース料理を楽んできました。


夫が頼んだものは、キジ

食べてみると鶏肉のようですが、ほんのりと獣の香り。

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私は猪のクランベリーソース煮。

食感は牛のようだけど、やっぱり後から、プンと獣臭がただよう。

でもソースがさわやかで甘みがあるので、気になりません。

むしろ、「このプンとした香りがいいかも。」と、猪に目覚めてしまったよう。


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秋になると「ジビエ料理」(野生の鳥獣)が食べられます。季節に問わず、ウサギの煮込みを定番メニューとして一年中出しているレストランもありますが、種類が増えるのはやはり秋から冬にかけて。

以前は「ウサギを食べるなんて。」と思ったものですが、ヨーロッパ人にとっては、昔から狩りをして食料を得ていたわけですから、ウサギだけでなく鳥獣類は身近な食材だったのでしょうね。何となく敬遠していたこのジビエですが、「思っていたよりおいしい。」と感じるようになりました。

町のレストランでも「Wild Suggestie」と看板に書かれているのを目にします。あと一回くらいは食べてみたいです。

「猪を食べたら、パワーがついたみたい。フン、フン、フーンといきんだら産まれちゃうかもよ~。」なんておバカなことを口にしたら、母はあっさり「そんな甘いもんじゃな~い。」と。「二人の誕生日の分ということで、ご馳走するわ~」と言ってもらいましたが、私たち、11月、12月生まれです。今回は産前ラストのご馳走ということにしてもらいたかった・・・。

2010年10月26日火曜日

37週健診

妊娠ネタが続きます。臨月に入り、心なしか「ソワソワ」し始めました。

産院での37週健診では、ちびちゃんの推定体重が2.5キロを越えたことがわかりました。母としては嬉しい。あと3週間ほどで出産予定日を迎えますが、まだまだ大きくなるのだとか。赤ちゃんが下に降りてくると、それはそれは重く感じるそうです。お腹の形が洋なしのように見えるとも。まだまだ体は変化するんだな・・と楽しみです。私の体重も増えました。ちびちゃんの成長?私の成長?まあ、母子ともに健康ということで、気にしていませ~ん☆

 

ここ数週間、夜中にトイレへ行きたくなり目覚めるようになりました。もう一度寝ようと思っても、今度はちびちゃんが激しく動く時間帯のようなので、寝返りを何度も打たなけれならず、なかなか寝付けません。「あ~、授乳が始まるとこういう感じになるのね~。いやいや、これが数時間おきになるんだ~。」と、まるで夜中に起きる練習をしているようです。寝付けないとそのまま朝を迎える日もあります。

 

リズムが狂ってしまうこともありますが、「まずは睡眠の確保」と思って、午前中にもう一度寝たり、お昼寝をしたりしながら調節しています。すっかり日の出が遅くなったベルギーで、気持ちよく「7時に起床」というのは、どうやら難しくなってきました。

 

*健診内容*

・尿検査、血圧、超音波検査

ちびちゃんの横顔が映り、鼻も見えました。ふっくらしてきたようです。

・カウンセリング・・心配事はなし

*来週はモニタリング(多分ノンストレステスト)をする予定です。

2010年10月23日土曜日

母、再登場&産院見学

母が木曜日にルーベン入りしました。夏も遊びに来ていたので、「感動の涙の再会」とはなりませんでした。今回のお土産は、もちろんちびちゃん中心。短肌着、よだれかけ、オイルつき綿棒、鼻吸い取り器などなど。日本製にこだわるときりがないのですが、新生児には、やっぱりやさしいものを使ってあげたかったので、嬉しいお土産でした。

すでに、はりきりモードで「赤ちゃんを抱っこしたときに、エプロンがガサガサしていたら顔がヒリヒリしてかわいそうでしょ~。」と、コットンのお世話用のエプロンを身につけています。ただ、表裏が反対ですけど・・。時差ボケか?ちびちゃんを迎える態勢が整ってきました。

* * *

 

H.Hart病院へ夫と産院見学へ行ってきました。見学当日に助産師さんが忙しくなければ可能で、見学希望日に予約を入れます。

*Labor Room(陣痛室)・・小、大部屋があります。トイレ、シャワー(大部屋はバスタブつき)が備え付けられていて、CDプレーヤーや、バランスボールも使えるそうです。個室で、リラックスできそ~う♪

*Delivery Room(分娩室)・・陣痛室の向かい側にあるので、ヨタヨタになっていても歩けそう。分娩台を見て実感がわく。

陣痛室、分娩室は3階にあり、立ち会う人だけしか入ることができません。

*Maternity Room(入院部屋)・・1、2階にあり。二人部屋、個室、ラグジュアリーの個室の3タイプ。ラグジュアリーの個室だと家族が一人泊まれます。予約は「いよいよ出産」となってからで、事前予約はできません。

陣痛室も分娩室も明るく、清潔なイメージなので実際に見て、安心しました。

 

*その他助産師さんからの説明

・病院へ行くタイミングと緊急時の入り口

・入院準備品 ・・英語で書かれた冊子をもらいました。これを見ながら、これから最終点検です!!

2010年10月21日木曜日

マロンクリームと母親学級

二人の子どもを育てるベテランママさんが、出産するにあたり、わからないことを教えてくれるというのでお宅に伺いました。妊婦にやさしい、ベジメニューのランチつき

まずは新米親子の苦手ナンバー1であろう、沐浴の仕方をビデオ鑑賞。育児雑誌などでだいたいの流れを読んで知っていたけれど、実際に彼女のご主人が沐浴させている様子を見ると、とても難しそう。背中を洗うとき、赤ちゃんをひっくりかえすところは小さな私の手でやるにはドキドキです。助産婦さんがところどころで解説しているので、とても参考になりました。

お子さんのおむつがえのポイントを、実際に拝見。一歳近くになるので、おむつがえの時に動き回り、大変そう。6ヶ月までは大人しいけれど、それ以降はおむつがえ一つも苦労しそうです。

授乳も慣れるまでは悩みの種になりそうです。ほとんどのお母さんの乳首が切れるとか。しかも両方!!切れても授乳しないわけにはいかないらしく、「お~、耐えられるかな。」とちょっと心配。「それより、母乳が出るかどうか・・」と言うと、「おっぱい張ってるから大丈夫だよ~」とのこと。自分では張っているか、わからなかったのですが、彼女の言葉にちょっと安心。

 

ベルギー流、日本流の育児の違いをどう対処していくか、漠然と悩むところですが、彼女は「外はベルギー流、中は日本流」にしているそうです。ベルギーと日本の水質はかなり違います。ベルギーでは「水が皮膚に刺激を与えるから」との理由で、お風呂は短時間、かつ、3日に一度ぐらいでよいと指導を受けたそうです。体質がベルギー人とは違うので食べるものは日本流にしているとのこと。なるほど、参考になります。

 

今はまだ「不安」というより、ちびちゃんとの対面を楽しみにしている気持ちの方が強いです。産まれてきたら、どうなることやら~。ルーベンには1~3才くらいのお子さんをお持ちの方が多いので困ったときは聞くことができます。妊婦友だちこそいませんが、私は恵まれた環境で出産できるなと思います。

わたしのお腹を見て、「そりゃ、まだ先だ。赤ちゃんが降りてくるともっと下がふくらむよ~」とのこと。よかった~。準備もまだ終わっていないし、もう少し大きくなって欲しいので、今、出てこられては困るんです。今週土曜日は「満月」。お産が多くなるらしいので、心配していたのですが、まだ先のよう。大きくな~れ♪

 

* * *

さて、ベジランチとプライベート母親学級のお礼に、マロンクリームをお持ちしました。知人がくりを下さったので、作ってみました。裏ごししていないので、くりのつぶつぶがたくさん残っています。

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今、くるみもおいしいです。

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2010年10月18日月曜日

肌着に悩んだ2時間

朝晩、冷え込むようになりました。手袋やマフラーを身につける人も少しずつ増えてきたようです。ちびちゃんには、もう少しお腹にいてほしいものの本格的な冬到来の前には出てきてほしいな~と、欲張りなお願いをしています。

* * *

 

知人や家族からもらった肌着、ベビーウェアを整理したときのこと。

段ボール箱に詰め込んであったものをベッドの上へバサ~っと広げたら、頭の上にハテナが飛び交う。

新生児は肌着の上にベビーウェアを着せるということすら知らなかったので、肌着とベビーウェアを手にとってみては、「いつこれを着せるんだ?」「どこで着るもの?家?外?」「こっちは生地が厚いのね~」などなど、肌着とウェアを分け終わった時点で結構時間が経っていました。

更に、肌着を見てびっくり。いろーんな種類があるんですね~

まずは日本式の肌着。前あきで、縫い目が外になっています。

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右はかぶせタイプのもの。これも新生児用だけれど、首が据わるまでかぶせるタイプを着せるのはちょっと恐いな~。もちろん、前スナップもあります。左も同じ新生児用ですが、こんなにサイズが違うんですね。長い期間、着られるサイズ設定かもしれません。やはりこっちのべびちゃんは大き目なのかも。

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こちらは後ろにスナップがついています。前あきだけれど、背中のスナップは使いにくそうです。何がよいのか、わからないな~

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他にもノースリーブものもあるし、メーカーによっては長さ、大きさが違うので、肌着の種類分けに、2時間もかかってしまいました。サイズ表示も色々。「54/60」や「1M」(一ヶ月)となっています。50、60・・と10刻みにしてくれたらいいのにな~。なんで54と、端数が出るんだろう。

 

最後はベビーウェア。どちらも前あきですが、右は足まですっぽり包み込むタイプ。ベルギーでは、肌着もウェアも「足まですっぽりタイプ」をよく見かけます。日本では、家の中では靴下は履かせないと聞いたことがあるので、小さなことでも違いがあっておもしろいです。

ベルギーでは結構早い段階から、ベビーウェアから子ども服に移っていくような気がします。体格がよいからでしょうか。1Mと表示された長袖シャツやスカートもあって、「日本だったら、まだまだ赤ちゃんウェアを着ているころじゃないかな~」と思ってしまう。

3ヶ月くらいまでは、もらった肌着とウェアでしのげそうですが、既にその後の洋服をお店を巡っては手にとってみています。

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昨日、ついに臨月に入りました。出産が近づいていることが自分でよくわかります。まずは、スーパー頻尿。各部屋におまるが欲しい。そして赤ちゃんが少し下りてきたような・・気がします。長時間座っていると、太ももの付け根が痛みます。たまに、弱いお腹の痛みもあって、いよいよだな・・と思うと楽しみなような、不安なような、そんな気分です。食欲旺盛、体調よし。ご安心を♪

2010年10月15日金曜日

35週健診

産院での健診へ行ってきました。この日、憂鬱だったことが一つ。

膣内の感染を調べるため、内診をする日だったのです。ところが、内診というほどのことはなく、綿棒で粘膜を採取して、「はい、終了。」銀色の器具を使ったり、触診をしたり・・ということはなく、あっさりしたものでした。このまま、内診なしで出産かな・・と楽でいいような、ちょっと心配なような。

さて、チビちゃんは2㎏を越えました。それでもベルギー人のドクターは「ちっちゃいベビーね。」と。ベルギー人を基準にしたらそうでしょう。

「あなたは何㎏で産まれたの?日本人の平均なら問題ないけど。」と聞かれ、「多分、3㎏未満だと思います。」とそのときは間違えて答えてしまいました。あとでわかったことですが、3600グラムで産まれています、私。

母と私の体格は違いますし、35週で2㎏越えているならあと5週間で、モリモリ育つだろうと、あまり心配はしていません。ドクターは「よく休むと、赤ちゃんも育つからね。」と言って下さいました。これからは、やりたいことはセーブして、だらだら過ごそうと思います。

* 健診内容 *

・血圧測定、尿検査、超音波検査

体重測定は産院では一度もありません。自己申告をすることもないし、厳しく体重管理を言われたこともありませんでした。

・カウンセリング

バースプラン提出

病院から提出するよう言われたわけでは、もちろんありません。陣痛促進剤、麻酔はなるべく使わず、自然分娩で臨みたいことを主に伝えました。ただ、途中で「やっぱり・・麻酔をお願いしま~す。」と要望が変わる妊婦さんは多いそうです。

出産がたてこんでいる場合や私の忍耐度によっては、思っているよりも早い段階で麻酔を打たれてしまうかもしれませんが、その時は、その時。

バースプランは出産時にスタッフに再度提出するよう言われました。

次回健診はようやく2週間後。日本ではもっと前の段階から2週間おきの健診で、臨月にもなると1週間おきだと聞いたことがあります。ベルギーはなんと大らかなんでしょう♪ 終わっていない準備をちょこちょこ進めて、体調第一で出産に臨みたいと思います。(まだまだ・・ですけどね♪)

2010年10月14日木曜日

オランダ語学校 終了

9月からレベル4のクラスに週2回のペースで通っていたのですが、さすがに臨月近くなると眠りが浅くなりはじめ、授業中の集中力は落ち、宿題をする気力もなくなってきました。「これは、体が休んで」と言っているにちがいないと思い、今日先生には「出産前は今日が最後になります。ありがとうございました。」と挨拶をし、一年通った学校とさようならをしてきました。

レベル4は上級一歩手前で、「話す・聞く・読む・書く」のどの分野も今まで習ったことがしっかり身につくよう、復習、練習を繰り返します。難しい言い回しや、一人ひとり発音のチェックもされ、これからおもしろくなるところだったのにな~と、ちょっと残念です。

産後、通い始めるつもりはないので、オランダ語から離れる生活になります。いずれ日本に帰国するので、さほど必要でないことは通う前から分かっていたのですが、やはり「通ってよかった。」と思います。

まずは友だちができたこと。国籍も年齢も何もかも違うので、日本人の友だちのように、何でも簡単に通じ合えるわけではないけれど、「違うこと」がおもしろいと思える経験はなかなかできないことです。妊婦になってからは、みんな様子を気遣ってくれたり、うるさいくらいにアドバイスをくれたりして、普段、あまり意識はしていなかったけれど、ありがたい存在でした。

それから、生活しやすくなったこと。単語が増え、「多分、こんなこと書いてあるかな~」と想像できるようになりました。細かい部分は英語に訳したり、気力があればオランダ語辞書を手にとったりして、欲しい情報を得られるようになってきました。病院へ通うようになったので、院内の表示や、病院からの手紙、お知らせなど、だいたい見当がつきます。習っていなかったら、海外出産はもっと不安だったと思います。

オランダ、ベルギー北部、インドネシア、それから南米の小さな国でしか話されていないマイナー言語。マイナーだからこそ「うふふ、ちょっとだけならオランダ語、わかるんだよ~」という、ちっぽけな優越感もあり♪ ちょっとかじってみて、久々に学生の気持ちを味わい、充実した一年でした。

2010年10月13日水曜日

Japanese Kueken  ~SIKIへ~

ローカルネタになりますが

以前、TienstraatにあったWOKの後に、日本食レストランがオープンしました。

ベルギー人で日本、日本食が大好きというTご夫妻に誘っていただきました。

ちょっと気になっていたので、迷わずOK.

日曜の夜、食べに出かけました。

 

まずはみんなでシェア

♪ えびのてんぷら

サクサクとしていて、えびも甘い

♪ ぎょうざ

具の味付けは好みが分かれるところだけど、そこそこおいしい。

お通しの、酢の物もおいしかったですよ。

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私はカツ丼をオーダー

豚は好みの厚さで、味付けもカツ丼そのもの。

なんちゃって、日本料理ではなかったですよ。

ただ、お米は日本米ではありませ・・・ん。

8ユーロ前後だったから、値段もよしですね。

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Tさんは、うどんを、奥様はみそラーメンを注文しました。奥様はラーメン好きなのですが、スープがお好みではなかったらしく、シェフが知り合いだというので、直接辛口コメントを炸裂しておられました。独立して、これから軌道に乗せようという友人には、貴重なコメントでしょう。シェフは、ブリュッセルの日本食レストランで働いたそうです。

店内はWOKの雰囲気とは変わり、落ち着いた感じ。カウンターには、にぎりのネタも並んでいます。ネタは多くはありませんが。にぎりや、天ぷらロール、レインボーボールなど種類も豊富なよう。Tさん曰く、にぎりも悪くはなかったそうです。その他、親子丼、うなどん、焼きそばなどもあるので、お昼ごはんに困ったとき、食べに行くのもいいかなと思っています。

日本食レストラン SIKI

Tiensetraat 62 +32 16 62 47 83

www.sikinoya.com

2010年10月7日木曜日

スペキュロス作り♪

スペキュロスといっても、日本ではあまり馴染みがないかもしれませんね。

ベルギーの伝統菓子、ビスケットです。ベルギーでは12月6日を聖ニコラの日として、お祝いします。子どもたちは、マジパンなどのお菓子と一緒に聖ニコラの形をしたスペキュロスをプレゼントされ、家族みんなで食べてお祝いしてきました。

今では、カフェでコーヒーを注文すれば、スペキュロスかチョコレートがお供についてくるほど、ベルギーでは身近なお菓子として一年中食べられています。

友人がご自宅を提供して下さり、「スペキュロスの会」が開かれました。

お持ち帰り分も含めて、たくさん焼きました。


さて、どんな味?

レシピをご紹介♪


☆ 材料 ☆

・薄力粉 100グラム ・無塩バター 50グラム ・カソナード 50グラム(今回はブラウンシュガーで) ・全卵 2分の1個 ・シナモンパウダー 小1 クローブ(粉末) 小2分の1

*持ち帰り分は上記の量の2倍焼けば、十分でした♪


☆ 作り方 ☆

①バターを室温にしておく。薄力粉をふるい、オーブンを180℃にセットしておく。

②ボールにバターを入れ、クリーム状にする。カソナードを加え、混ぜる。

③ほぐした卵を加え、なめらかになるまで練る。

④そこへ薄力粉とスパイスを入れ、よくまざったら生地をひとまとめに。ラップにのせ、厚さ1㎝くらいに伸ばして包み、冷蔵庫で1時間寝かせる。


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⑤打ち粉をした台に生地を広げ、3㎜位に伸ばし型抜きをして、オーブンで10~12分焼いて、できあがり。

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さてお楽しみの試食。「??スーパーで売っているものとは違うような・・」何がどう違うかわからないけれど、失敗ではないはず。売られているものは、もっと複雑な味がするような気がします。手作りならではの、素朴なクッキーができました。

シナモンとクローブがきいた、スパイシーなクッキ~。大人の味といったところ。サクサクしていて、手作りのスペキュロス、おいしくできました。クリスマスのころは、ツリーに飾ってもいいね~なんて話しながら楽しく作りました。女子3人、完全に童心にかえってました。

生地も扱いやすいので、お薦めです☆

2010年10月5日火曜日

セクシーな妊婦?

昨年の夏、「この町は妊婦さんが多いな~」と思ったのですが、自分が妊婦になってわかったことがあります。ベルギーの妊婦さんは、日本人よりずっとお腹が大きくなるし、日本の妊婦さんのように、ふんわりしたものをあまり着ません。妊婦さんが目立つだけで、ルーベンに特別多くいるわけじゃなかったんです。

どんな服装かというと、パツンパツンのTシャツとかニットを着ています。手持ちの服をそのまま着ている人も多いような気がします。普段から、とてもシンプルですからね。マタニティー服といっても、ふんわりしたものはあまりなくて、大きさはともかく普段も着られそうなデザインが主流のようです。日本のようにバラエティに富んでいないということもあるけれど。

ある知人がマタニティ服の広告でこんなものがあったと教えてくれました。

「ふっくらした胸、大きくなったおなかはセクシー♪ボディラインをアピール♪」というような広告。ベルギー人が「セクシー」を意識して、パツンパツンの服を着て、ボディラインを強調しているとはとても思えないけれど、同じ妊婦でも日本人とは随分違うな、おもしろいなと思います。

撮影したばかりのぺろりんちょのお腹(9ヶ月3週目)

ニットが伸びて、腹巻きみたいになった・・失敗・・・セクシー路線から外れまくり。

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妊娠初期は、気恥ずかしくてふんわりしたものを着ていたけれど、中期以降はおなかを隠す服装ではなく、ストレッチの効いたロングTシャツとか、手持ちのものを着回しています。

*マタニティ服の店*

①tutti ・・・Bondgenotenlaan 37,3000,Leuven

②kangourou ・・・Weiveldlaan 47 ,1930 Zaventem(IkEA 近く)

(2,3ヶ月に1回セールあり。メールでお知らせが来ます。夏物はここで揃えました。15ユーロくらいからスカートやTシャツが買えました!!)

③plus One ・・・Rue Antoine Dansaert 60,1000 Bruxelles

(おしゃれマタニティ服が見つかります。)

2010年10月3日日曜日

住んでみると

ベギンホフへ越して、あっという間に一ヶ月が経ちました。

さて、住み心地は・・

石畳を歩いての生活は、見た目より大変。

毎日「足つぼマッサージ」を受けている気分。

でも、こうやって普通に自転車に乗っている人が多いのには驚きです。

ついに「自転車禁止命令」が夫から出されました。もう9ヶ月ですからね。

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ベルギーの家庭には、洗濯機がない家も珍しくありません。

ベギンホフの住人も共同ランドリーを使います。

一週間に一回くらいまとめてします。洗剤、柔軟剤を持って行くと結構重い。

そこで、おばあちゃんが町で使っているような、キャリーバックを買い、

ランドリーへ行くようになりました。

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現金ではなく、ランドリー専用のコインを事務所で買い、利用します。

洗濯一回(7㎏)3.8ユーロ。乾燥代は2ユーロで、町のランドリーとほぼ同額。

一回あたり700円弱と計算すると、これから赤ちゃんのものを洗濯するのに

工夫をしないといけないな~と思います。

 

 

家の前は、芝生が広がっていて、多分立ち入りできます。

天気がいい日は、読書をする人、ワインを飲むカップルなど見かけます。

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家の中は、造りの古さが表れています。

配管はむき出し(これはベルギーのレストランなどでもよく見られること)なので、母は「公衆トイレみたい。」と言っていました。天井が薄く、上の住人が歩く音、お手洗いやシャワーの水を流した時の音も聞こえてきます。でも、音は慣れてしまうもので、全く苦痛ではありません。

全てのドアは木製だし、寝室を通らないとお手洗いとお風呂へはいけません。来客時はお互いちょっと気まずいことになりそう。元々、一般住宅用に建てられたのではないからなんです。

ありがたいことは、熱湯がたっぷり使えること。前のアパートはタンク式でしたので、熱湯をためられる量が限られていました。たまった分しか使えないのに、お風呂で私が使いすぎると、夫はぬるいお湯で体を洗う、ということも、何度かあったものです。

セントラルヒーティングが家庭に備え付けなのは一般的ですが、ベギンホフでは温度管理がされています。肌寒い朝は「よく効いているな~、こんなに温めなくてもまだ平気なのに。」と思うほど、よく効きます。朝起きて、ブルブルっと震えながら暖房を入れる必要がないことは、とてもありがたい。逆を言うと、自分たちで温度設定はできません。

ベギンホフ入居を決めた理由は、夫の憧れからだけではありません。家具、光熱費が家賃に含まれているということもあります。ベビーベッドも借りられます。水道、電気代が高いベルギーで子どもを出産するのには、よい環境だなと思います。管理人が常駐(午前中)、ワークマンやランドリー担当者など、スタッフも多いです。補修や庭掃除などをやってくれるそうです。

歩きやすく、家の中もピカピカ・・という快適さとは別の住み心地のよさを感じる日々です。段ボールが片付きさえすれば・・・ですけれどね♪

 

あまりにきれいな青空だったので・・・おまけの一枚

オランダに住むSさんがベルギーに遊びに来ていて、ちょっとお出かけ♪

管首相も到着したのでしょうか。ブリュッセルは、いつもより警察の数が多かったようですよ。

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