一週間ほどフィンランドを旅していました。前半の滞在地はヨエンスー。聞いたことのない地名でしたし、情報も大変少ないです。ヨエンスーは、北カレリア地方の玄関口として栄えているところで、私たちはここからコリ国立公園まで足をのばしました。「森と湖の国」で感じたあれこれを書いていきます。
人口7万人ほどの小さな町。外れには大学がありますが、ルーベンのような活気はありません。小さくて静かな町です。こちらは住宅街ですが、白樺の木がずっと先まで続きます。
住居はモダンで機能的。淡色が多く使われています。
市庁舎です。ご覧の通り、とても新しく、ちょっと面白みに欠けます。
夏はピエリス川のクルージングを楽しむことができます。ランチビュッフェのコースにしたのですが、たったの一品でがっかり・・。物価が高い国だと感じました。
川で洗濯・・・とは昔話のようですが、マットを洗っています。どうやらこの風景はフィンランドらしいようで、絵画のモチーフにまでなっていました。
ベンチブランコ発見。ピエリス川沿いにあって、特等席です。
マーケット広場という名の通り、お店が出ていました。・・・・が、栄えていない!!
フィンランド名物を探しました。左が名物、カレリアパイです。生地にはひだが寄せてあって、お米のミルク煮がつまっています。おやつやパンの代わりとしてメインと一緒に食べます。味は、イマイチ・・・甘くもないし、お総菜っぽくもないし。
これはおいしかった!! ムイックという魚のバター焼きです。塩気がちょうどよくて美味。サワークリームを添えてくれました。思わず「白飯が欲しい~」と言ってしまった程。
マーケットの店員さんお勧めのハンドクラフトの店へ行きました。外観はクリーム色でかわいらしい。期待大★
地元のデザイナー、職人が実際にその場で作って見せてくれます。フィンランドらしいフェルトを使った小物が並びます。カラフルで思わず買って帰りたくなってしまう、魅力がありました。編み物、織物など色々な手工芸がフィンランドでは栄えているようです。
観光名所らしいものといえば、こちらの教会。ギリシャ聖教会で、国内で二番目に大きな木造教会だそうです。1887年建立ですから、そんなに古くはないですね。
結婚式が行われていました。花を一輪ずつ手渡す習慣があるのかしら?ヘルシンキでもこのような光景を見かけました。みんなから一本ずつ「おめでとう。」の言葉と共にお花をもらえると嬉しいですね~
先の教会前から、通りをまっすぐ歩いたところにもう一つ教会があります。ルーテル教会です。外観も内観も新しく、それもそのはず1903年に建てられました。日本にもありそうな教会です。
歴史がじっくりと感じられる町ではなく、洗練された静かな町といった印象を受けました。
遅めの夕食を済ませて外を出ると・・まだまだ明るい。10時30分すぎです。公園のベンチではカップルが悠々とおしゃべりしていました。「夕暮れ」でもなく、真昼のようです。いつになったら真っ暗になるのかと頑張って起きていたのですが、夜中の1時でもまだ薄暗い程度で、くじけて寝てしまいました。
完全に真っ暗になるのは、ほんの2,3時間だそうですよ。
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