お久しぶりです。更新が止まっていましたが私は元気です。ルーベンも随分と暖かくなりました。とはいえ、ピカピカの青空が続くのではなく、もちろん雨もたまに降ります。でも朝6時前からうす明るくなってきて、冬には聞こえてこなかった鳥のかわいらしいさえずりを聞くと、うれしくなります。
旅の続き、セビリア旅行記を書きます。最終回なのでたくさん写真を載せま~す。
セビリアのシンボル、セビリア大聖堂です。モスクの跡地に建設されたので、よくヨーロッパで見る大聖堂とは外観も中も違いました。
一番驚いたのが、この金色の木製祭壇。
下から順に、聖書の場面が彫られています。上部はキリストの昇天場面となっていました。
こんなに豪華な聖壇を見たのは初めてです。
すっかりオレンジの庭の虜になってしまいました。ほのかにオレンジの香りもして、ちょっと休みたくなります。
ヒラルダの塔。
12世紀末、モスクの尖塔として建てられ、16世紀に鐘楼を付け加えられたとか。
上ってみると・・こんな景色。
オレンジの庭も上から見ると・・・
短い距離ですが、路面電車も走っていて、
大聖堂の前には、馬車がスタンバイ。
時間があれば乗りたかった~
せっかくセビリアへ来たので、フラメンコも見てみました。
小さなステージでは、力強い踊りがとても映えました。
ダンサーがとてもかっこよくて、私の隣に座る男性と見比べていたら、怒られてしまった・・
スペインではタパスをあれこれ頼むのが安くて楽しい。
左はコルドバ名物サルモレホ。トマトとガーリックとレモン?が効いたさっぱりしたディップ。
右はほうれん草とひよこ豆の煮物。
メニューには同じお料理でも、「タパス」「料理」と値段が分かれています。少しずつ食べたいのでいつも「タパス」を頼んでいました。だいたい2ユーロ前後で食べられます。ヨーロッパでは食事の量が多いので、少量食べて胃の調整ができ、とてもいいです。きっと地元の人は、店の名物タパスを食べ、はしごをするんだろうな~。BARをうまく活用しているように思いました。仕事の休憩に一服する人、コーヒーだけ飲む人、食事をとる人など、それぞれです。この気楽な感じがとても気に入りました。
セビリアといえば、もう一カ所見るべき所があります。
アルカサル
イスラム時代の城をキリスト教徒の王が改築したもの。
宮殿とだけあって、とても華やか。
大使の間。
きっと宮殿の中心だと思います。
王の一人、ペドロ一世はイスラム文化に心酔していたらしく、イスラム職人をスペイン各地から呼び寄せ建築にあたらせたそうです。
天井を見上げると・・・
幾何学模様の美しい扉。
壁も見事な幾何学模様。
中心の模様は互い違いになっているのに、どうしてバランスよく大きな一つの模様として収まってしまうんだろう・・・???
計算しつくされているんですね~。
これもまた、きれいなバランス。
配色もまたいいです。
ガイドさんは扇子を持っていました!!
スペインらしくて、おもしろい。
中心にあるパティオ。何てきれいな庭なんでしょう・・・うっとり・・・
イスラム職人って、よほど器用だったんだろ う。
美的センスも豊かだったんだろうな。
きっと頭もよかったんだろう。
古いパティオが残っていました。
今でも建物に囲まれるように、パティオは造 られていますね。
昔のユダヤ人街、サンタ・クルス。
もう少し季節がよくなると、鉄柵に飾られた花々もきれいに見えるでしょう。
ホテルの前の細い道。すれ違えないくらいの狭さです。古いランタンが素敵。
夜はランタンの灯が道を照らして、薄暗いけれどそれはそれで、なかなかよい雰 囲気が出ていましたよ。
スペインだからこそ・・の建築、食べ物、人々にたくさん触れた旅行でした♪
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