2009年7月29日水曜日

チャリ ♪ チャリ ♪ チャリ  ~パート2~

私たちが一番初めに買った私物は、自転車でした。でも、中古です。とてもじゃないけれど、新品を買うことはできませんでした。

自転車は大変高いです。特別な自転車ではないのに、軽く250ユーロくらいします。少しよさそうなものだと、500ユーロを越えます。日本だと最近は一万円以内で買えることもありますよね。その差にとても驚きました。家探しをしていたら、幸運なことに、セカンドハンドの自転車を売っているお店を見つけ、即決。

主人は通勤にも使うので、少しよいものを100ユーロで、私は普段使いなので45ユーロで購入しました。見た目はボロですが、タイヤが太く石畳の道を走るには安定していると思い、気に入っています。

自転車

さて自転車の運転は・・というと。しばらくこちらで運転するのに慣れませんでした。(自転車なのに・・・)車と同じ右側通行(車道を通る)なので、左の道に入りたい時は、後ろの車に左折の合図を出します。左手をやや長めに伸ばして、車に減速してもらい、さらに、前から来る車にも注意を向けながら、タイミングを見て左折するわけです。後ろの車の前を横切る形になるので、もうこれはドキドキ!!汗ダクダク!!

道に出るときは、こんなこともあります。日本では「右みて、左みて」の習慣がしっかり身についていたので、ついついそのくせが抜けず、「よし、右から来てないぞ」なんて思って、左から来る車に気がつかずに飛び出しそうになります。ベルギーでは「左みて、右みて」なんです。

道に出ると快調か、というとそうでもありません。こちらの人はスピードをあげるので後ろから迫られて、慌てます。みなさん足が長いんです!!本当は同じくらいのスピードで走らないといけないのでしょうが、何せボロチャリなのであまりパワーが出ず、結局みんなに抜かされます。車道に自転車が二台並び、そのすぐ横を車が走ることがあるので、ハラハラします。でも危ないのは、抜かす方だからいいや・・と思っていますけれど。

そんなわけで、ヒヤヒヤしながら運転していますが、車はみな親切です。自転車優先とまではいきませんが、無理矢理入ってくることもありませんし、だいたいこちらの意図を察して止まってくれます。また自転車に乗っている人は、歩行者にも優しいように思います。横断歩道では、歩行者を優先して止まりますし、自転車のベルを激しく鳴らして歩行者をあおるような人もあまりいません。見習いたいものです。

0 件のコメント:

コメントを投稿