先週末、日本人のTさんと同僚のペルー人と一緒に食事をしました。Tさんはルーベン入りして一週間経ったばかりで、ホテルに滞在中でした。ビールレストランDOMUSへお連れし、ベルギー料理の定番「シコンのグラタン」をお薦めしたところ、「うわ、あ、あ、温かい野菜に飢えていたんで、おいしいです!!」といたく感動しておられました。
Tさん曰く「昼はみんなサンドイッチを食べていて、毎日パンというのも飽きていました。サンドイッチだけ食べて他に温かいものは食べないんですね。ホテルの朝食も温野菜やスープはないし。」とのこと。
ベルギーで温かい料理というと、しっかり火の通った料理で肉をソテーしたものやグリル焼きしたものになります。お皿一杯に肉がどんと載っていて、その隙間に野菜やポテトがちょこんと添えられているというのが一般的な「温かい料理」です。油をたっぷり使っているし肉、炭水化物の量も多いので、「温かい料理=カロリーが高い料理」になってしまい、ある人は一日に一回しか温かい料理を食べないと言っていました。それはそうでしょう・・・またある人は、昼食にボリュームのあるものを食べ、夕食は朝食と同じようなサンドイッチなどの簡単なものを食べるそうです。
← チキンカツレツ
他に、肉を煮込んだものも多いです。
味付けはよいですが、付け合わせは一種類の野菜のみというのに物足りなさを感じます。ベルギー人はこんな食生活で体が冷えないのかな・・・とつくづく思います。(みんな薄着ですし。)我が家では毎食必ず温かいものを口にします。寒い冬でなくても、冷たいものだけだと何となくお腹が落ち着かなくて、インスタントでもいいので味噌汁やスープを一緒にとりたくなります。私たち日本人とは体の造りがかなり違うようですね。そして食文化も。
日本では副菜も温かいものが多くありますね。野菜の調理法は本当にバラエティーに富んでいると思います。他の食材との組み合わせ、調味料、薬味の使い方、どれも奥が深いし、味もやさしく飽きが来ません。あ~日本で生まれ育ち、よかったわ~。ルーベンでは野菜が豊富で安く手に入れられるので、大助かりです♪
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