三日間続くカーニバルの最終日.
3時30分過ぎ、待ちにまったジルの登場。
ダチョウの羽の帽子が印象的。
青の帽子もなかなか素敵。
体がパンパンなのは、藁がつまっているからです。頭は大きくて重いだろうし、木靴を履いているのできっと歩くのは大変なんだろうなあ。
「ヘイ!!こっちこっち。」
観客のお目当ては、オレンジをジルからもらうこと。
ニョッキと伸びた、オレンジキャッチャー!!
これには大受け。
ボストンバックにオレンジをたくさん詰めこんでいる人もいましたよ。でもその気持ちはわかります。たくさん恵みが欲しいし、たくさん持って帰りたくなりました。何を隠そう私も5個ももらいました。ナイスキャッチ!!
では、ここでしばらく動画をお楽しみ下さい♪
ジルはおそらく地区ごとに集まり、順番に大通りを練り歩くのだと思います。各グループの後ろには家族や仲間がついて一緒に歩き、盛り上げます。
各グループの人数も、帽子をかぶる人数もそれぞれ違うので、祭りとしての全体のまとまりはないように見えます。でも、ジルだけでなく仲間も一緒に参加する、地域に密着した祭りなんだと思いました。バンシュに住む人口は約11.000人で、ジルは何と1000人いるそうです。メンバーに加わるにはどうやら厳しい条件があるそうですが、それでも毎年、その人数は増えているのだとか。
細い道をジルが歩いていくのを見ていたら、日本の盆踊りを思い出しました。不思議と懐かしい気持ちになって、あ~なるほど世界遺産に認定されるほどの素晴らしい祭りだと素直に納得してしまいました。
みんながニコニコしていて、ずっとカーニバルを楽しみに待っていたことが伝わってきました。
どんな帽子をかぶっていこうかな・・・とあれこれ考えたのでしょう。
大いにはめを外してもよい日なので、何の仮装をしようかとワクワクしながら決めたんだろうな。
世界遺産に認定されたからといって、派手な宣伝や商売をしていないところもよかったです。このままの形で残ってほしいと思うカーニバルでした。
はじめまして。
返信削除バンシュのカーニバルを検索していてたどり着きました。
写真がとても多くて、
カーニバルの楽しさがすごく良く分かります。
あーやっぱり行きたいなーって思いました。
最近のものも拝見しました。
もうすぐ赤ちゃんが生まれるんですね。
今とても幸せなんだろうな〜って想像しました。
元気な子産んでくださいね!
hetretrocafeさん
返信削除はじめまして。ブログを読んでコメントまで下さりありがとうございます。寒い時期ですが、行ってよかったと思える所ですよ。とても印象に残っています。チャンスがあれば是非。初産ですが、がんばって産みます。ありがとうございます。