一ヶ月ルーベンで滞在していたTさんと、食事をしました。短い期間でルーベンの隅々を観察され、彼の鋭い視点に驚きました。そうそう、と同感できることも多く、話題に上ったことを書いてみようと思います。
*ベルギー人(フランダース人)って、日本人っぽい??
ラテン系の気質も十分あると思うのですが、知らない人に対して積極的に心を開いていくタイプではないと感じます。少し様子を見るあたりは日本人に似ていると思います。それから、あまり自己主張をしないから何を感じ、何を考えているのかわかりにくいなあと思う時があります。野外コンサートやカウントダウンでさえ、羽目を外してバカ騒ぎをするというわけではなく、映画を見て大きなリアクションをするわけでもなく、「今、楽しいのかな。」と思うこともあります。
ベルギー人は大学の授業であまり質問をしないという話を聞いたことがあります。とある教授(講師か先生か忘れました)は、反応が薄いので授業が進めにくいとおっしゃっていました。こんなところも日本人に似ていると思います。
大声でけんかをしたり、みんなの前で文句や不満をぶちまけたりするところも今まで見たことがありません。何というか「穏やか」「おとなしい」という印象です。良くも悪くも人に干渉しすぎないような気がしています。
初めて海外で暮らす私にとっては、このくらいの距離感が何とも心地よいのですが、もう少しベルギー人と関わりを持ちたいなあとも思います。でもそれはオランダ語ができるようにならないと、なかなか難しいのでしょう。実際、ちょこっとオランダ語を話すと、とても嬉しそうにあれこれ聞いてくれたり、発音も直してくれたりすることが多いです。逆の立場になれば、その気持ちはよくわかることですけれどね。
天気がよい時間帯は明るい青空が見られるようになりました。
すぐにでも雨を降らそうと待ちかまえているような雲。
最近はスコールのような雨が降り、もしかしたらこれは季節の変わり目??と期待しています。