2009年10月27日火曜日

初☆国内旅行 ~ゲント~

日本から遊びに来ていた母と、18日、19日の一泊二日の日程で旅行をしました。どこへ行こうか迷ったのですが結局ルーベンと同じフランダース地方の町、ゲントに決めました。中世において織物業の中心として栄えた町です。その繁栄ぶりがみなさんにもきっと伝わると思います。

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レイエ川のボートツアーに参加しました。

商人たちの富と力の程を伺い知ることができます。12世紀に建てられたギルドハウスも残っていました。





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ホテルの正面からはこんな景色が見えました。水面に美しい影を映していました。部屋から見えたらもっとよかったのに・・・最後の一室を予約したので文句は言えません。





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鐘楼と繊維ホールです。鐘楼の本来の目的は非常時に軍隊を召集するためのものだったそうです。

旅先で私が必ずすることは「高い所に登ること。」






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鐘楼のてっぺんまではエレベーターで登りました。細いらせん階段を気合いを入れて登るはずが、拍子抜けです。

ラクして登って見た景色も素晴らしい。遠くに見えるとんがり屋根がかわいらしいです。




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反対側の景色です。

聖バーフ大聖堂がそびえたっています。鐘楼もこの大聖堂もこの町の繁栄ぶりを見せつけているようでした。

ゲントでは目にする建物がどれも立派です。古さの中に華やかさがある町並みで、ゆっくり歩いて建物を見上げているだけでも十分楽しむことができます。



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聖バーフ大聖堂です。15世紀フランドル絵画の最高傑作と言われるファン・アイク兄弟による『神秘の仔羊』が所蔵されています。

写真撮影、私語も厳しく禁じられていました。係員が見張っていて時々注意をしていました。作品のテーマや画法に詳しくなくても、絵の素晴らしさを感じました。一見の価値ありです。オーディオガイド(日本語あり)の内容も濃く、絵のテーマが一つひとつわかりとてもよいです。




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旧市街から徒歩で15分くらい行くと小ベギン会修道院があります。フランダース地方のベギン会修道院群の一つとして世界遺産に登録されています。

石畳が続き古さが残っています。




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食事編を書かずにブログを締めくくるわけにはいきません。

ゲントの名物「ワーテルゾーイ」

鶏肉の入ったクリームシチューです。母が食べましたが、少ししょっぱかったようです。




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私が頼んだのはベルギーの家庭料理「シコン(チコリ)のグラタン」

生で食べるとほろ苦いシコンはグラタンにすると食べやすくなります。

シチューやグラタンを食べて寒い冬を乗り越えてきたのでしょう。




「ゲントはいい所よ。」と色々な人から勧められていましたが、実際訪ねてみてその言葉に素直に納得しました。日帰りでなく一泊してちょうど町を堪能することができます。ルーベンから乗り換えなしで1時間ほどで行ける小旅行にはぴったりの場所でした。

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