2011年2月24日木曜日

ガー子ちゃん、ブリュッセルへ

モサモサ頭のトトと、毛先パサパサのハハに付き合い、美容院へ。

お気に入りの美容師さんがいるので、ちょっと遠出ですが

電車に乗ってブリュッセルまで行きました。

ガー子ちゃんにとっては、初めての電車。

初めてのブリュッセルです。

 

ルーベン駅に電車が到着。日本のホームと違い、電車のドアからホームまで段差があります。高いステップが2段ほどあるので、スーツケースですら持ち上げるのは大変。ガー子ちゃんを乗せたベビーカーを夫と二人、「ほいっ。よっこいしょ。」と息を合わせて持ち上げ、乗り込みました。私の肩には、オムツとタオルなどが入った大きなバック。ガー子ちゃんは、何も知らずにZZZ・・赤ちゃん連れの移動は大変です。

 

完母で育てていると、授乳のタイミングが気になります。ブリュッセル中央駅構内で一回目の授乳場所をキョロキョロ探しました。人通りの少ないカフェがあったので、そこで思い切って授乳。外での授乳には、慣れてきました。ベルギーでは公共の場での授乳はあまり嫌がられないそうです。ただ、共働き家庭が多いので、ミルクで育てるお母さんが多く、よそのお母さんが授乳していると「おおっ!!」とびっくりするそうですが。

 

お腹が一杯になったガー子ちゃんを連れて、フラフラと散歩。トトが向かったのは当然、ビール専門店。最近、ワインに浮気をしているのですが、「大人買いだ~。」と言って「幻のビール」を買っておられました。「英才教育だ~。」と言いながら、最近、毎晩のようにワイングラスをガー子ちゃんの鼻に近づける、悪いトトであります。

 

グランプラスを通り抜けました。

世界遺産ですから、抱っこして記念撮影でも・・

と思ったのですが、ZZZ・・・

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ブリュッセルの道もとても悪いです。坂はあるし、石畳の道が続くし、ベビーカーには優しくありません。でも、ベビーカーが進むスピードでゆっくり歩いていると、古めかしい看板や、今まで素通りしていたお店が目にとまり、新鮮でした。赤ちゃん連れでも、十分外出を楽しめるもんだ~。

 

美容院の2階でカットと授乳ができました。普段はお忍びでカットに来る客のためのスペースだとか。お陰で、夫と交代でカットをしてもらうことができました。ガー子ちゃんからも私が見えたので泣くことはなく、大助かりでした。

 

電車の時間に合わせて、3度目の授乳。クイックとマックにはおむつ替え台があると聞いていたのですが、あいにくクイックは清掃中のため確認できず。清掃員曰く「あるわよ~。あっち、あっち。」とのことですが、どなたかご存知ありませんか?結局、EXKI内で授乳をし電車に乗り込みました。

 

時計を見ながら、足元を見ながら、周りを見ながら(スリに合わないか、怪しい人はいないか)・・と、今までのようにゆっくり好きなように外出を楽しめなくなりましたが、できる範囲で気分転換でき、楽しい一日になりました♪

 

「外での授乳、大変だったね~。」と、トトに一言かけてもらい、

「お~、わかってくれてるじゃ~ん。よ~し、がんばるぞ~。外出計画、モリモリ立てるぞ~。」と燃え上がるペロリンチョであります。

2011年2月20日日曜日

お祝い続き

2月13日(日) ガー子ちゃんは生後100日目を迎えました。

日曜日の午前、マーケットの魚屋へ。お食い初めの時はこの魚がよさそうだと狙っていた魚を買いに行きました。Doradeという魚で、タイの一種らしい。ひれが焦げないように、アルミで覆って、オーブンで焼きました。まあまあ、きれいに焼けましたよ。

お赤飯のもち米は義母に送ってもらったもの。手抜きをして、炊飯器で炊きました。おこわの線はないので目分量で水を入れたら、案の定水が多すぎて、ちょっとべちょっとしてしまいましたが色もついたし、小豆も柔らかく煮えたので、OK.

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トトが年長者なので、ガー子ちゃんの口に食べものをそっとつけてもらいました。

「ガー子ちゃんが、食べ物に困りませんように。モリモリ食べて大きくなりまうように。」と願い、お食い初めのお祝いをしました。

その後、手形と足形をとり、記念撮影を♪これが、たーいへん。ガー子ちゃんが動き回るので、紙粘土につけたかった手形はうまくいかず・・。みんな、どうやってるんだろう。

ここまで大きな病気もせず、すくすくと育ってくれていることがとても嬉しいです。見守ってくれている家族、様子を気遣ってくれる友人に「ありがとう。」の気持ちで一杯です。

ガー子ちゃん、生まれてきてくれてありがとう♪ 大きくな~れ♪

 

お食い初めの二日前、2月11日は、私たちの結婚5周年

夫の好きなラムをソテー

lamsboutensneden(ラムの足をスライスしたもの)

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付け合わせは、ベルギーを代表する野菜にしました。

左から、マッシュポテト(裏ごしなしの手抜きです)シコンのグリル、芽キャベツ。

 

ガー子ちゃんのお世話をしながら、よく準備できたものだな~。

母ちゃん、えらい!!

家族で祝う行事が、今までよりずっと楽しくなりました。

2011年2月15日火曜日

パンでお祝い

ベギンホフの住人に配られたこのパン

 

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オランダ語では Derthienkoek (13日目のパン)

カトリックの祝日、エピファニー(公現日)をパンを食べて

お祝いしようというわけです。

公現日は、東方の三博士がイエスの誕生を知り、

ベツレヘムまで拝みに行った日。

カトリックではとても大切にされている日で

1月6日にあたります。

このパン、英語ではTwelfth Night Cake と言われていますが、

クリスマスから公現日までが、12日間だからです。

そうそう、クリスマスツリーも1月6日まで飾っておく家が多く

「遅くまで飾ってあるな~」と思ったものです。

 

難しい話はこの辺までにして・・・

ベギンホフでは昔からこのパンを配っていたそうです。

聖職者のランクにより四種類もパンがあったとか。

修道院から住居へと役目が変わったベギンホフ。

一代目の管理人長が、再び、この習慣を復活させました。

パンの中身も昔のまま・・

シロップ・シナモン・ナツメグ・クローブ・コリアンダー・アニスシード

こしょう・ジンジャー

素朴でありながら、風味豊かなパンでした。

ベギンホフで暮らしていると、行事や生活習慣などに触れる機会があり

とてもおもしろいです。

2011年2月5日土曜日

ベギンホフでイベント

先週、敷地内の庭で行われた

Light Feest

太鼓の音が家の中で聞こえて、いてもたってもいられず

ガー子ちゃんとトトに留守番をしてもらい

ちょっとのぞいてきました。

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グリュワインやスープといった、温かい飲み物や

ワッフルも売られていて、みんな嬉しそう。

グリュワインを飲みながら

燃える炎をじ~っと眺めました。

「ふ~、もうすぐ暖かい春がやってくる。もうすぐ、もうすぐ。」

と思いながら。

 

下は、ベギンホフの住人に配られた、会報のようなもの。

イベントの案内や、家族の近況(結婚、出生、死亡、博士号取得)を

知らせています。

 

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この冊子と一緒に配られたのが、この巨大なパン。

このパンについては、また次回。

ガー子ちゃんの汚した物を洗わなくっちゃ♪

 

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